第9回 2016年、即戦力として期待できる好投手・野手をピックアップ!2016年10月19日
【目次】
[1] 山岡 泰輔、酒井 知史など実績豊富な投手が今年の有力候補
[2] 野手では源田、大城卓三など好野手揃い!
社会人野球は即戦力が求められる傾向が強い。今年は即戦力となる選手や、速球派投手や好遊撃手が多い年となっている。
山岡 泰輔、酒井 知史など実績豊富な投手が今年の有力候補

山岡 泰輔(東京ガス)
今年社会人投手の最注目は山岡 泰輔投手だ。瀬戸内高校時代からドラフト候補として注目され、社会人1年目から国際大会を経験するなど、21歳ではあるが、大人びた雰囲気を感じさせる。140キロ台後半の速球、キレのあるスライダー、カーブ、カットボール、チェンジアップと球種は多彩。出し入れの巧さ、力配分と、どれをとっても社会人の投手の中ではトップクラス。即戦力として期待できるだろう。
また社会人1年目から大阪ガスのエース格として活躍してきた酒居 知史は140キロ後半の速球、曲りが鋭いスライダー、落差のあるフォークをコントロール良く投げ分ける右腕で、安定感は今年の社会人投手でも屈指のレベルにある。
全体を見ると速球派右腕が多い。
145キロ前後の速球、落差のあるフォークで勝負する角田 皆斗(富士重工業)、3年間の積み上げで、着実に成長を見せてきた最速150キロ右腕・谷岡 竜平(東芝)もまだまだ伸び盛りの高卒3年目右腕。
140キロ台後半の速球とフォークで押す小林 慶祐(日本生命)、右サイドから威力抜群の速球を投げ込む進藤 拓也(JR東日本)、下半身主導のフォームから繰り出す玉井 大翔(新日鐵住金かずさマジック)、好調時は150キロ連発のストレートで打者を圧倒する森脇 亮介(セガサミー)。最速151キロのストレートで打者を圧倒し、力強い投球を見せる北出 浩喜(パナソニック)も面白い投手だろう。
【次のページ】 2016年、即戦力として期待できる好投手・野手をピックアップ!(2)
コメントを投稿する