- トップ
- コラム一覧
- 社会人野球を観に行こう!
- 2012社会人・プロ野球交流戦 社会人オール広島vs広島東洋カープ
第3回 2012社会人・プロ野球交流戦 社会人オール広島vs広島東洋カープ2012年03月23日

ニック・スタビノア(広島東洋カープ)
2006年のスタート以来、今や広島県野球界に球春到来を告げる恒例行事となったこのゲーム。昨年は後に横浜Dena7順目指名を受けた松井飛雄馬遊撃手(三菱重工広島)の攻守などで0対1と過去最小得点差にまで差を詰めた社会人オール広島。村上監督は先発バッテリーに、昨年に引き続きJFE西日本の技巧派左腕・岩澤正登と昨秋の都市対抗で三菱重工広島をベスト8に導いた國本剛志を指名するなど、「打ち合い、投げあいでなく、社会人らしさを出してゲームを取りにいく」姿勢で、7年目での初勝利を狙う。
ただし、カープ期待の新外国人がその期待をいきなり打ち砕く。1回表・これが対外試合初打席となった3番のニック・スタビノアがフルカウントから岩澤の甘く入ったボールを一閃すると打球は一直線にレフト上部の防球ネットへ。MLBカージナルスでは通算4本塁打。昨年AAAでは28本塁打の右の大砲が放った驚愕の先制弾は、NPBと社会人とのパワー差を印象付けるには十分なものであった。
【次のページ】 2012社会人・プロ野球交流戦 社会人オール広島vs広島東洋カープ(2)
コメントを投稿する