第3回 2012社会人・プロ野球交流戦 社会人オール広島vs広島東洋カープ2012年03月23日

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ニック・スタビノア(広島東洋カープ)

広島県野球「春の祭典」で躍り出た
ドラフト候補

 現在、広島県野球連盟で活動中の9チームから25名が選抜され、JFE西日本・村上文敏監督が率いる「社会人オール広島」。対して「破天荒・前人未踏」を今季チームスローガンに掲げ、就任3年目となる野村謙次郎監督の下、1991年以来21年ぶりのセ・リーグ制覇。そして1984年以来28年ぶりの日本一を目指す広島東洋カープ。この両者が対戦する「2012・社会人・プロ野球交流戦」が3月9日、カープの本拠地・マツダスタジアムで開催された。

 2006年のスタート以来、今や広島県野球界に球春到来を告げる恒例行事となったこのゲーム。昨年は後に横浜Dena7順目指名を受けた松井飛雄馬遊撃手(三菱重工広島)の攻守などで0対1と過去最小得点差にまで差を詰めた社会人オール広島。村上監督は先発バッテリーに、昨年に引き続きJFE西日本の技巧派左腕・岩澤正登と昨秋の都市対抗で三菱重工広島をベスト8に導いた國本剛志を指名するなど、「打ち合い、投げあいでなく、社会人らしさを出してゲームを取りにいく」姿勢で、7年目での初勝利を狙う。

 ただし、カープ期待の新外国人がその期待をいきなり打ち砕く。1回表・これが対外試合初打席となった3番のニック・スタビノアがフルカウントから岩澤の甘く入ったボールを一閃すると打球は一直線にレフト上部の防球ネットへ。MLBカージナルスでは通算4本塁打。昨年AAAでは28本塁打の右の大砲が放った驚愕の先制弾は、NPBと社会人とのパワー差を印象付けるには十分なものであった。


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