連載企画 Human 筑川利希也選手(Honda)第5章 自ら拓いた新たな道

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第5回 自ら拓いた新たな道2013年04月18日

 筑川の努力は、翌シーズン開幕直後、すぐに結果となって表れる。

「2年目に入ったら、スポニチ大会で投げたいと思っていました。それで年末年始も休まずに練習に取り組んで、きっちりと準備をしてこられたので、結果も出たんだと思います。また、『今年で結果が出なかったら野球を辞めます』と周囲に話しをしていたことで、自分自身にプレッシャーもかけていきました」 

 3月に開催された東京スポニチ大会では、その言葉通り、筑川は日立製作所との一戦で、先発としてマウンドに上がると好投をみせた。

「このスポニチ大会は、結果としては出来過ぎですね。日立製作所には、高校時代の同級生だった村山修次もいて、他にも強打者がたくさん揃っていて、当時から強力打線と言われていました。その前の試合でもコールド勝ちで乗り込んでくるほど、力があるチームでした。
 だからこそ、僕はラッキーだと思っていました。ここを抑えたら、すごく評価されると思ったからです。それに、前の試合で打ったということは、この試合では打てない可能性も高い。もし村山にヒットを打たれても、仲間だからいいやという気持ちでしたね」

 筑川はこの一戦で、日立製作所打線相手に11奪三振をマークし、5対0の完封勝利をあげた。この試合をきっかけに、筑川はHonda投手陣の主戦として、この年はフル回転した。
 都市対抗大会のマウンドも初めて経験した。初戦のニチダイ戦、準々決勝のTDK戦でも先発を任された。気付けば、筑川の名は、プロ野球のスカウトたちのリストにも記載されるようになっていた。

 2年間と定められた期限に対しても、筑川は自らの努力で、自分が納得できるピッチングが出来るまでに成長をとげていた。
 筑川の野球人生はここで、新たに拓いていくこととなる。

筑川利希也選手 語録集 (第1回~第5回より抜粋)



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