第26回 パナソニック 近藤 大亮投手 【前編】「野球にかかわる」から「プロ野球選手を目指す」への道程2015年10月20日

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【目次】
[1]「プロ野球を目指す」に変化した浪速高でのある試合
[2]人間性を高め、故障を乗り越えた大阪商業大時代
[3]壁が破られ、実績が積み上げられてくる

壁が破られ、実績が積み上げられてくる

侍ジャパン社会人代表に選出され
千葉ロッテとの強化試合で登板する近藤大亮投手

「高校時代は体幹トレーニングやコアトレーニングが中心でしたが、森元さんも付きっきりでみていただいたので、僕をずっと待ってくれた監督さんや仲間たちのためにも絶対、前よりも強くなった姿で戻ろうという思いでやってきました。そうして、やっと3年秋になって体もできてきて。自然と肩の痛みも消えていたんです」

 壁は破られた。
3年秋にストレートは常時140キロ前後・最速148キロ。そして4年になると、コンスタントに140キロ中盤を計測するまでになる。

 スピード面だけではなく、投球面にも変化が現れた。4年春からは、近藤は同級生の正捕手・桂 依央利(中日ドラゴンズ)や森元コーチと共に他大学の打者の傾向を分析し、試合に臨むようになった。
「僕の野球人生には今までになかった会話」は、成績にも反映される。春はリーグ6位となる防御率2.11、3勝1敗。チームもリーグ2位。
そして「もう僕を待ってくれた富山さんを胴上げすることしか頭にありませんでした」

 4年秋には、リーグ2位の防御率1.18、5勝0敗と圧巻の投球を見せ、最後は京都産業大・岩橋 慶待(阪神タイガーズ)にも投げ勝ち、実に42季ぶり11度目となるリーグ優勝を決める。
リーグ最優秀投手賞は文句なく近藤の頭上に輝いた。

 さらに明治神宮大会代表を決定する第11回大阪市長杯・関西大学地区野球選手権では、近藤は関西学院大戦でノーヒットノーランも達成。初優勝と31年ぶり3度目の明治神宮大会出場も果たし、本大会1勝もあげた大阪商業大でのラストシーズンを最高の形で締めくくった。

 そしてプロ入りへの最終ステップとして2014年春、パナソニックに入社した近藤 大亮。
が、ここではいきなり自チームの打者に度肝を抜かれることになる。

 後編ではパナソニックでの濃密な2年間を中心に侍ジャパン社会人代表での逸話も語っていただきます。お楽しみに!

(インタビュー・河嶋 宗一

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プロフィール

近藤 大亮(こんどう・たいすけ)
近藤 大亮(こんどう・たいすけ)
  • 所属:浪速高校-大阪商業大学-パナソニック
  • ポジション:投手
  • タイプ:右投右打
  • 身長体重:178センチ/75キロ
  • 1991年5月29日生まれ
  • 上記データは掲載時のものとなります。
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