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第9回 JFE東日本 落合成紀選手2012年06月12日

 今年6月、2年ぶりの都市対抗出場を決めたJFE東日本のキャプテン・落合成紀選手。
 JFE東日本は、今年3月の東京スポニチ大会で初優勝。落合は、同大会で19打数12安打放ち、打率6割3分4厘で首位打者に輝いた。
 落合といえば、東海大時代からリーグで首位打者を三度受賞するなど、センス溢れるバッターとして注目を集めてきた。JFE東日本に入社5年目の2009年の都市対抗では、Hondaの補強選手として優勝を経験。翌2010年も、シーズン通じて打率.442(43打数19安打)をマークし、2010年度社会人野球表彰選手 首位打者にも選ばれている。今回は、落合選手に高打率を残すバッティングのポイントを伺いました!

『構え』を一番大事にするようになった

"ポイントはフラットの状態で楽に構えること"

――常に高打率を残し続ける落合選手ですが、どうしたら高い確率で安打が生み出せるようになるのでしょうか。バッティングで最も意識しているポイントとは?

落合成紀選手(以下「落合」)  以前までは配球とか色々考えていたんですけど、そうではなくて、まず『構え』を一番大事にするようになったんです。
 今は、構えが全てしっくりくれば、どんな球やどんな状況でも、どんな精神状態であっても打てると思っています。だから、バッティングに関しては、構え以外のことは深く考えないですね。

――何がきっかけで構えの重要性に気づいたのですか?

「落合」 調子が悪かった時に、たどり着いた答えですね。
調子が悪くなったら、上半身の使い方だったり、バットが前に出すぎているとか、タイミングの取り方が遅いだとか、周りの人が色々と言ってくると思うんですけど、でも自分はそうじゃなかった。

 自分の場合は、タイミングの取り方を気をつけても調子が上がらず、じゃあ下半身はどうなんだと思って、下半身の使い方を意識してもダメで。それなら、バッターボックスに立った時にどこで不安になるのかを考えた時、打てないバッターは構えている段階で自信がないというか、そこがしっくりきていないことに気づいたんです。
 そういうのって、いい時は絶対に分からない部分だと思うんですよ。調子が良ければ、何も考えなくても打てるじゃないですか。タイミングも考えない、間のとり方も考えない、ただ来たボールに反応しているだけで、打てているだけなんですよね。

――落合選手が構える際に気をつけているポイントは、どんなところでしょうか?

「落合」 構えのポイントは、ボールを上から見過ぎず、自分は左バッターなので、右肩下がりの目線にもならず。そのまま、フラットの状態で楽に構える。上半身はそんな感じですかね。グリップも自分が一番ラクな所にバットを置きます。
 下半身は体重を真っ直ぐに置いて、その体重を感じる。本当に簡単なことなのですけど、微妙にそれが狂ってきたりすると、やっぱり影響が出てきてしまうのですよね。


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プロフィール

落合 成紀
落合 成紀(おちあい しげのり)
  • 1982年7月24日生まれ、宮崎県出身。報徳学園高校から東海大学を経て、JFE東日本に入社。
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