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第15回 ヤマハ 長谷川 雄一選手2012年10月16日
【目次】
[1]泥臭く、自分のスイングを貫く
[2]勝負する時は、開き直りのハートも大事
[3]勇気を持つことで生まれる結果
勇気を持つことで生まれる結果

――『勇気を持つ』ことは、バッティング面ではどのように生きていますか?
長谷川 例えば、その試合でずっと打てていなくて、終盤にチャンスで回ってきたとします。しかも接戦。そういう時って、結果が出ていなかったらいろいろと考えてしまうじゃないですか。チャンスで回ってきたから『ここで打てば勝てる』とかごちゃごちゃ考えてしまう。でも思っていてもどうしようもないから、開き直って自分のスイングで来た球を打つということですね。
――では、守備の面でいえば、自分がエラーしてしまった時、次のイニングに向けて、また次の試合に向けてどのように気持ちを切り替えていますか?
長谷川 まず、自分がエラーして点を取られたとしたら、次の打席でまず僕が打って取り返そうと思います。打席がまだ回ってこない時は、攻める守備をしようと心がけます。それも勇気だと思います。
――そのように考えられる選手と、そうでない選手がいると思いますが、長谷川選手はもともと、そういう考え方ができたのでしょうか?
長谷川 僕も最初はそう考えることが出来ませんでした。高校の時はビビってやってました。監督に怒られるし、ビビりまくってプレーしていました(笑)
それでも次第に、積極的にやった上でミスして怒られたら、しょうがない!そう思うことが出来るようになったんですよね。それが今のプレーにもつながっていると思います。