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第22回 新日鐵住金かずさマジック 田中健 選手2014年01月09日

【目次】
[1]1年目から活躍する同世代の選手に刺激を受ける
[2]チーム、個人ともに飛躍した2年目のシーズン
[3]日本代表のショートを目指す
今年、日本選手権で初優勝を果たした新日鐵住金かずさマジック。その中で大きく活躍を見せたのが田中 健選手。2年目の今年は攻守ともに大活躍を見せ、ベストナインを受賞しました。田中選手から今までの社会人野球生活の振り返り、今後の目標を語っていただきました。
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1年目から活躍する同世代の選手に刺激を受ける
――田中選手、ベストナイン、日本選手権優勝おめでとうございます! ベストナインは今年から目標にしていたことでしょうか?
田中 健選手(以下「田中」) 今年最初の目標に日本一のショートになることを目標にしました。それは去年に同期の選手が1年目から都市対抗、日本選手権で活躍するのを見てきて悔しかったというのもあります。だから、今年は日本一のショートを目指して頑張ってきました。

新日鐵住金かずさマジック 田中健 選手
――田中選手の同期というと、同じ日本大学の出身の吉田一将選手(オリックス1位)もいますね。
田中 そうですね。吉田(独占インタビュー 第17回 JR東日本 吉田一将投手)は同じ大学ですごい活躍をしているなと思ったんですけど、同じJR東日本で同じショートの田中 広輔選手(広島3位)(独占インタビュー 第18回 JR東日本 田中広輔選手)もすごいと思いました。 1年目から活躍して、ベストナインも受賞して、すごいなと思ったのと同時に悔しかったんですね。だから負けたくないと思って、この一年間練習してきました。
――入社1年目を終えて、日本一のショートになるために取り組んだことを教えてください。
田中 去年1年間やって、日本一になるショートになるためにはどうすればいいか考えて、2番打者は基本的にバント、エンドランの小技が出来て当たり前。そして小技ができる上に長打が打てる2番打者になれば、得点力が大きく上がると思うんですよ。だから、自分は長打が打てる2番打者を目指して日々練習してきました。
取り組みで改めたことは、自分の悪いクセを見つけて、それを克服すればもっと打てると思ったので、冬場の練習、日々の練習から振り込むことを大切にやってきました。
――2年目に入って、今年はいける!と思った試合、大会などを教えてください。
田中 今年最初の公式戦であるスポニチ大会準決勝のJX-ENEOS戦で、初回にホームランを打ちました。今年は長打を打てる2番打者を目指してやってきて、実際に結果が出たことで自信がつきましたし、日々の練習でもホームランが打てるようになってきて、長打力がついたので、今年はいけると思うようになりました。あとは、JABA大会長野大会決勝戦で右中間に三塁打を打って、MVPをとることができた試合も、ひとつの自信となりました。

- 田中 健(たなか・けん)
- 所属:筑陽学園高校-日本大学-新日鐵住金かずさマジック
- チーム在籍年数:2年
- ポジション:内野手
- タイプ:右投右打
- 身長体重:170センチ/72キロ
- 1989年11月1日生まれ
- 2013年 社会人ベストナイン受賞(遊撃手部門)
- 上記データは掲載時のものとなります。