選手名鑑

石岡 諒太(JR東日本)

石岡 諒太

石岡 諒太

所属チーム:
JR東日本
所属都市:
東京都
球歴:
神戸国際大附
ポジション:
一塁手
投打:
左/左
身長:
187cm
体重:
84kg
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  • 寸評
     高卒一年目ながら都市対抗の若獅子賞を獲得した石岡 諒太。高校時代のパフォーマンスから想像すると、彼の成長速度は予想以上である。若獅子賞は高卒1年~2年目のみ選手、大卒一年目のみ選手が対象になる。高卒一年目の若獅子賞は福留孝介(1996年)が獲得している。若獅子賞の受賞は大学出身が殆ど。高卒でこの賞を獲ることは凄い快挙なのだ。

    (打撃)
     高校時代は一本足のように上げて真っすぐ踏み込んで打ちに行く選手だったが、社会人の投手に対応するために打撃フォームを変えてきた。

     スタンスはスクエアスタンス。グリップは肩の位置に置いてバットを寝かせて構えている投手の足が降りたところから始動を仕掛けていき、小さく足を上げて真っすぐ踏み込んでいく。高校時代は一本足にように足を上げて踏み込んでいたが、軸のブレを意識して、足上げが小さくなった。トップは深く取っていき、強引に振り抜いていく。

     高卒一年目にしてはヘッドスピードの速さ、打球の速さは合格レベル。ただ足上げが小さくなっても、首を動かしてしまうので、目線のブレが大きく打ち損じがかなり多い。まだ縦の変化球に弱さを抱えている。

     足の上げ方を変えて、安定感は高まってきた。まだボールを追いかける癖があり、その点は高校時代から変わっていない。本人が述べるようにフォームは固まっていない。個人的にはミートよりも長打を全面に出した打撃スタイルを目指していってほしい。本塁打を連発出来るだけの身体の大きさ、スイングの速さはある。

    (守備・走塁)
     ファーストの守備は無難にこなしているといえる。器用さは高校時代からあったが、彼はかなりの俊足なので、外野手として活かした方が良いかもしれない。

     塁間タイムは3.9秒を計測。セーフティバントでは3.56秒を計測し、脚力はかなりのものといえる。この身体の大きさにして、スピードの速さは実に魅力的だ。一流選手の条件として一定以上の体格の大きさ、スピードは必要だと捉えているからだ。
    将来の可能性
     打撃フォーム、足の上げ方を変えたことで、高校時代と比べると確実性が増している。そして走塁技術が大きく伸びたのもポイント。緻密な技術指導が行われるJR東日本で、走塁、打撃、守備を徹底的に磨かれ、恵まれた身体能力を活かせるようになってきている。

     高卒一年目にしてここまでの成長速度を示しているのは嬉しい限り。しかしプロを狙えるかといったらまだまだ。今年、来年にかけて打撃の完成度を高め、本人が目指す足も使えて長打をコンスタントに打てる選手になってほしい。
    情報提供・文:2012.01.25 河嶋 宗一

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