2013年10月29日 京セラドーム大阪(大阪ドーム)

Honda熊本vsJFE西日本

第39回社会人野球日本選手権 1回戦
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平田真吾投手(Honda熊本)

白熱の投げ合い

 Honda熊本・平田 真吾、JFE西日本・陶山 大介、好投手同士の投げ合いはスコアボードに0を並べ続けた。

 陶山がきっちり低めを突くピッチングでHonda熊本の初回の攻撃を内野ゴロ3つに仕留めれば、平田は常時140㌔を越えるストレートを武器にJFE西日本の上位打線を牛耳る。
 2回は互いにランナーを背負うがバント失敗やダブルプレーに助けられ無失点。3回以降もたまにランナーを出しても失点する雰囲気が全く感じられない程、両投手のピッチングが素晴らしく、7回終了時で試合時間は1時間半。

 高校野球並みの早いテンポの中、JFE西日本が8回にチャンスをつかむ。
 7番・橋本 拓也がヒットを放ち先頭打者が出塁。続く8番・宮本は1球で送りバントを成功させると「ヨッシャー」という雄叫びと共にベンチに戻り仲間とハイタッチ。誰もがこのバントの重要性をわかっていた。9番・法本がフォアボールで歩き一死一、二塁で打順はトップに返る。

 活気付くJFE西日本ベンチだが、気合が入っていたのはマウンド上の平田も同じだった。1番・岡を全てストレートで3球三振に打ち取ると、2番・山本にもストレートを3球続けて追い込み、最後は外のスライダーで空を切らせ無失点。
 9回も互いに3人で攻撃を終了し試合は0-0のまま延長戦へ。

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応援メッセージ (1)

Honda熊本野球田尻こうや 2013.12.20

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