2013年11月05日 京セラドーム大阪(大阪ドーム)

新日鐵住金かずさマジックvsJFE東日本

第39回社会人野球日本選手権 準々決勝
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3番手で好投の玉造直人(JFE東日本)

 JFE東日本は榊原、中林 伸陽とつないで、6回から若い投手陣を起用。6回裏から大卒1年目の玉造 直人が登板。玉造が右オーバーから投げ込む速球は140キロ前後を計測。130キロ前後のカットボール。140キロ前後でも球速表示以上にキレがあり、130キロ近い高速スライダーも手元で切れる実戦的なスライダーである。ただ細かなコントロールに欠けて、球数が多く、まだ安心して見ていられるような投球ではないが、6回は2奪三振を奪った。

 7回裏から古市 賢助が登板。高校時代(日南学園)から独特の投法で打者を幻惑させる左スリークオーターだったが、今は高校時代より腕を下げて、左サイドハンドに。高校時代に比べるとフォームの暴れが少なくなり、安定した投球ができるようになった。球速は130キロ後半を計測。高卒2年目の左サイドハンドとしてまずまずのスピードだろう。1回1奪三振1死球無失点に抑える好投を見せる。

 8回裏には2番田中が5番手の小原 和己から膝元の変化球を打ち返し、右中間を破る二塁打。なんと田中はこれで5打数4安打。二塁打1本、三塁打1本、2得点と大当たりである。田中は
「チーム内で逆方向へ打ち返すことを徹底してやっているので、今日は右中間へ打つことができて、理想的な打撃ができています」
 笑みを見せた。田中だけではなく、各打者が逆方向へしっかりと打ち返す打撃が徹底できていた。田中は力強い打撃をするために筋力トレーニングと多く食べることを継続して取り組み、肉体的な強化も図った。日頃の取り組みが最高の形で実った。

 9回表、3番手に村松 伸哉が締めてゲームセット。新日鐵住金かずさマジックがベスト4、一番乗りを決めた。都市対抗4強に続き、日本選手権ベスト4入りへ名乗り上げた。創部初の決勝進出を懸けて戦う相手は東京地区の東京ガスと決まった。

(文・河嶋 宗一


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