2014年07月21日 東京ドーム

Honda鈴鹿vs沖縄電力

第85回都市対抗野球大会 2回戦
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Honda鈴鹿、3投手のリレーで守りきり3回戦進出!!

 所要時間は2時間33分、スコアは見ている者にも緊張感が持続する3対2。どこから見ても理想的なゲーム展開となったこの試合、先制したのはHonda鈴鹿だった。
2回に2つの死球で2死一、二塁とし、9番飯田 大祐(24歳・捕手・右投右打・181cm/83kg)が右前にタイムリーを放ちまず1点。3回には3番庄司 輔(25歳・左翼手・左投左打・176cm/83kg)の三塁打と、沖縄電力の先発・狩俣穏(27歳・右投右打・179cm/77kg)のボークで2点目と順調に得点を重ねる。

 Honda鈴鹿の先発・土肥寛昌(24歳・右投右打・181cm/85kg)は安定感十分の本格派だった。
長身の本格派でストレートの最速は146キロ、さらに少し左肩を開き気味にしてスリークォーターで投げるところなどは、広島の黄金時代を北別府学たちと支えた山根和夫を彷彿とさせた。

 落とし穴が待っていたのは5回表。
1死一塁の場面で打席に迎えた1番平識一樹に初球、何の変哲もない139キロのストレートをど真ん中に投げると、これを右中間スタンドにあっという間に運ばれた。
コントロールミスか緊張感の欠如か、いずれにしてもこのあと2番打者を打ち取って2死にしたところで2番手、左腕の竹下真吾(ヤマハから補強・24歳・左投左打・180cm/84kg)にマウンドを譲り、降板してしまった。

 この竹下が土肥に負けないくらいよかった。ストレートを左右打者に関係なくアウトローに緻密に配し、逆方向のスライダー、シンカーで内・外角を攻めるという技巧的ピッチングでありながらストレートの最速は148キロを計測。
これはちょっと打てないなと思ったが、走者が出て左打者を迎えるとコントロールにばらつきが出始める。

 沖縄電力に出塁を許したのは左打者が2人に対して右打者は0人。走者がいなければ下がらない左ヒジが塁上に出るとなぜか下がり、コントロールを不安定にさせる。今後の課題と言っていいだろう。

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