2014年08月08日 横須賀スタジアム

侍ジャパン社会人野球日本代表vs横浜DeNA(ファーム)

侍ジャパン強化試合 一次合宿
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9回表に同点本塁打で引き分けに持ち込む!若手精鋭3名ピックアップ!

加藤選手(かずさマジック)

 8月2日から行われた侍ジャパン社会人野球日本代表の一次合宿。5日間で4試合をこなすタフなスケジュールとなった。最終日の横浜DeNA戦。日本代表は1回表、横浜DeNAの先発・加賀美 希昇の立ち上がりを捉え、二死一、二塁から松本 晃JR東日本)、井領 雅貴JX-ENEOS)の連続適時打で2点を先制。その裏に内野ゴロで1点を失ったが、7回表に多幡 雄一(Honda)の適時打で1点を追加し、3対1と点差を広げる。8回裏に逆転を許したが、9回表に田中 健新日鐵住金かずさマジック)の同点本塁打で、4対4の引き分けに持ち込んだ。今回は個人に焦点を当てたレポートをお送りしたい。

  代表監督の小島啓民監督は会見場で、「若手投手の活躍がカギになる」と話した。キーマンに挙げたのが加藤 貴之新日鐵住金かずさマジック)、横田 哲(セガサミー)、関谷 亮太JR東日本)だ。DeNA戦で登板があったのは、先発した加藤とリリーフで登板した関谷だ。

 拓大紅陵出身の加藤。2010年夏はエースとして千葉大会4回戦まで導いた。卒業後、メキメキと頭角を現し、昨年は主力投手として都市対抗ベスト4、日本選手権優勝に貢献。今年はエースとして強豪集う南関東地区の第一代表に導く快投を見せている。そして都市対抗でも永和商事戦で好投を見せた。

 加藤の長身から投げ込む速球は、130キロ台後半ながら、球速表示にキレがあり、空振りが奪え、落差のあるチェンジアップで、打者を翻弄する投球術が光る。プロでいえばロッテで活躍する古谷 拓哉の投球スタイルと似ているのだ。
 今日はプロ相手の中での登板。ここで好投すれば、スカウトの評価はより高まる可能性があったゲームだが、都市対抗時の投球と比べると不調のように感じた。
 球速は、130キロ中盤~後半ぐらいで、都市対抗ほどの勢いがない。キレで勝負する投手は本来のキレを欠いてしまうと、被安打が多くなる。いきなり1番乙坂 智に被安打を打たれると、リズムに乗り切れないうちに、一死一、三塁から下園 辰哉の内野ゴロの間に1点を失う。

 そして3回裏、再び先頭の乙坂にレフト線の二塁打を許し、二死二、三塁になったところで降板。加藤は2.2回を投げて被安打3、四死球3、失点1だった。本人にとっては満足いかない投球だろう。1か月でしっかりと調整を行い、しっかりと仕上げてほしい。

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