2014年11月05日 京セラドーム大阪(大阪ドーム)

NTT東日本vsJR四国

第40回社会人野球日本選手権 2回戦
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試合を決した4番・北道貢(NTT東日本)

 9回に「自信があります」という牽制でサヨナラのランナーを刺すと10回にはキャッチャー・上田も肩でチームを救う。先頭のJR四国の7番・佐々木潤一郎にツーベースを打たれると、次打者を敬遠し塁を埋める。相手は当然バントを試みるが低めの変化球に空振り。二塁ランナーが思わず大きなリードをとってしまったのを上田は見逃さず矢のような送球でタッチアウト。

 この時、ファーストの松本は投球前にホームと一塁の中間より前に出るほどの猛チャージをかけていた。本来はバントをさせて三塁で刺すためのシフトだったがこの場面ではいいプレッシャーとなった。試合はその後も互いに決め手を欠き、1対1で延長11回を終了。一死満塁で任意の打順から攻撃を始められるタイブレークに突入した。

 先攻のNTT東日本は4番・北道からの攻撃。すると初球、1人でマウンドを守り続けていたJR四国・南川の170球目を捉えレフトオーバーの3点タイムリースリーベース。
「(打順を)どう組んでも点入らないので。何十グラムかバットが重く見える」と打線を嘆いていた飯塚監督もこの一打には「さすがベテランが一振りで決めてくれました」と最敬礼。好リリーフを見せていた大竹が最後も締め、NTT東日本が初戦を突破した。

 この日、登板機会の無かった高木は午前中にオリックスから指名あいさつを受けていたが「(プロの)実感はまだ無いです。あいさつも2、3分ぐらいで。後は選手権終わってから」と時期に配慮しての簡単なものだった。勝ち投手となった大竹は高木について「いいピッチャーですよ。球も速いし。あんなまっすぐ投げられたらもっと楽に抑えられるのに」と話していたが大竹も最速148km/hを誇る速球派だ。快速リリーバーでさえ憧れるストレート、次の試合では来季から本拠地となる京セラドーム大阪のマウンドで一足先に見られるかもしれない。

(文=小中 翔太)

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