2016年07月20日 東京ドーム

日立製作所vs三菱重工神戸・高砂

第87回都市対抗野球大会 1回戦
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 さらにその後を継いだ角田 皆斗富士重工業からの補強、専修大卒23歳)は最速144キロながらそのストレートは打者の近くでひと伸びするようなボールの質のよさで際立ち、8回から11回までの4イニングを1安打に抑え、奪った三振は5個。結果球はいずれもストレートで、山本に続いてチームに勢いを与えた。

 守安VS梅野、山本、角田の投手戦は延長戦に突入しても決着を見ず、大会規定により12回からはタイブレークが採用された。1死満塁の場面から、監督に指示された選手が打席に立つ選択打順制で試合が再スタート。両チームとも最初に4番打者が打席に立ち、三菱重工神戸・高砂久保田 勝洋(新日鉄住金広畑からの補強、九州共立大卒30歳)が4番手で元ロッテの荻野忠寛(神奈川大卒34歳)の4球目をレフト前に弾き返し、三塁走者が生還し、二塁走者はホームで憤死。

 三菱重工神戸・高砂に1点リードされた日立製作所は13回裏、菅野 剛士(明治大卒23歳、・右翼手)が守安の伝家の宝刀、フォークボールにバットが空を切って三振。これで私は三菱重工神戸・高砂の勝利を確信したのだが、この日3打数2安打と当たっている5番中村良憲(東海大卒33歳・指名代打)が守安の投じた149球目のストレートをライト前に流し打って三塁走者に続いて二塁走者が間一髪で生還し、息詰まるような死闘に終止符を打つのである。

(文=小関 順二


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