欧州野球紀行

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第8回 ハイレベルのスペインリーグに挑戦中!2014年06月27日

欧州内でも高いレベルをみせるスペイン

 さて、実際にスペインリーグでプレーしてみて、やはり噂通りのレベルの高さに驚きました。それは前述した中南米の選手が多いということが理由でもあります。さすがに1部リーグの全9チームが強豪というわけではないですが、上位の4、5チームは140km/h中盤から150km/h以上投げ込んでくる投手が次から次へと出てきます。必然的に試合にもスピード感が出てきますし、何しろやはり日本人とはパワーが比べ物になりません。

 そんなスペインリーグでプレーする唯一の日本人である私ですが、ここでは前半戦は中継ぎ投手兼内野手、そして後半戦からはチームの1番手の先発投手を任されています。
 マウンドに上がると、対戦する打者はみんな打ちそうな雰囲気を醸し出しているので、投げていても怖さしかありませんが、変化球を中心に打たせて取る投球で勝ち星も挙げさせて頂いています。

 やはりラテン系の選手が多いので、雰囲気はとにかく明るく、そして異常なほどにやかましいです。それは試合や練習中だけでなく、移動のバスの中でもそうですし、言うなれば自分の家に帰るまでずっとうるさいという感じでしょうか。

 スペイン人自体ももの凄く個性が強いですし、とにかく試合中はみんな本気です。審判や相手チームとの小競り合いはしょっちゅうですし、先日の試合では大乱闘があり、3名の退場者が出ました。
 選手たちはとても情熱的で、逆に諦めも早いですが、必ずしもメジャースポーツでないスペインで、こんなにも高いレベルでプレーさせてもらっていることに自分自身本当に感謝をしていますし、ここに来て本当に良かったと思っています。

 ヨーロッパでは、私はドイツとフランス、そしてスペインでのプレー経験がありますが、私の目から見てスペインリーグというのは、イタリアとオランダのその下のレベルにあると思っています。

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