欧州野球紀行

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第8回 ハイレベルのスペインリーグに挑戦中!2014年06月27日

 今年の5月下旬に行われた国王杯コパデルレイでは、私たちが前評判を覆し優勝しました。
 優勝したことにより来季行われるクラブのヨーロッパカップ出場権を獲得しました。もしも私がヨーロッパカップに出場したら、日本人としては2012年にイタリアのボローニャでプレーしたGG佐藤選手(現千葉ロッテマリーンズ)以来になるそうです。

 私は、スペインに来て1年目にも関わらず、こうして重宝して毎試合使って頂き、また国王杯の決勝戦ではWBCスペイン代表の投手からヒットを打ち優勝に貢献することができるなど、本当に私は幸運なシーズンを送らせて頂いています。

 日本では無名の私ですが、だからこそヨーロッパカップに出場しGG佐藤さんのあとに続くことで、少しでもスペインを含むヨーロッパの野球が今後日本人選手にとって来やすい環境になるよう奮闘できればと思っています。

 ベネズエラやドミニカの選手は、言ってみればサッカーでいうところのブラジル人です。ブラジル人のサッカー選手は世界に分布しています。プレーできる環境があれば躊躇せず他国に行くという感覚。

 日本には日本なりの野球の組織があるため、なかなか外の世界、特にヨーロッパの野球に目が向かないというのは理解できますが、世界を知ることで日本を知ることができますし、こうして海外の野球を経験した選手が、その経験を日本の野球界に還元することが、今後WBCを中心に世界の野球が回っていく中で重要になってくるのではないでしょうか。

 今回のスペインリーグに関するコラムによって、皆さんのヨーロッパ野球に対するイメージに何か変化があれば幸いに思います。
 スペインリーグの後半戦は8月頭まで続きますが、最後までチームの勝利に貢献するプレーができるよう頑張ります。
 それではまた。

(文=池永 大輔)

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