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第9回 【8月19日-8月25日】イチローが日米4000安打達成!前橋育英、初Vのもう一人の立役者とは?2013年08月26日

【目次】
[1]5位  持っている男・鈴木大地(千葉ロッテ)に迫る! / 4位 止めるには勝負を避けるだけなのか? バレンティンが48号!
[2]3位 イチローを彷彿とさせる梶谷 隆幸の打撃にせまる / 2位 前橋育英の優勝を支えたショートストップ・土谷恵介の無理のない遊撃守備
[3]1位 40代になっても超一流を! イチローが日米4000安打達成!

 『WEEKLY TOP5』では、ベースボールドットコム編集部が独断で選ぶ今週の野球界の注目ニュースを一挙紹介!甲子園が終わり、いろいろな記録が達成された1週間でした! それでは8/19~8/25の一週間の一押しニュースを要チェック!

5位 持っている男・鈴木大地(千葉ロッテ)に迫る!

 8月22日(木)、千葉ロッテが埼玉西武戦の3回に井口資仁選手と鈴木大地選手が満塁本塁打。千葉ロッテ史上初んの1イニング2満塁本塁打となった。

 1イニング2本目の満塁本塁打。プロ野球で言えば史上5度目、千葉ロッテとしては球団史上初の本塁打になるが、井口に続き、本塁打を放った鈴木大地。無駄な動作がなく、綺麗な打撃フォーム。その打撃フォームから、右、左に打ち分け、甘く入ったのは本塁打にすることができるパンチ力もある打者だが、この男をさらに引き立たせているのは運の強さ、重要な場面で打てる勝負強さを持った男である。それが鈴木大地の魅力だ。大学時代から勝負強さを発揮していた。

 まず2010年の大学選手権。準々決勝で創価大と対戦。創価大は昨年で対戦して敗れており、雪辱を果たしたい相手であった。先発は小川 泰弘。今ではヤクルトのローテーションとして活躍する小川だが、すでに2年でエースに上り詰めていた。その小川からいきなり先制3ランを放つのである。この本塁打で東洋大は勝利、その勢いのまま東洋大は大学選手権優勝を果たした。続いて2010年の世界大学選手権のキューバ戦。1‐3のビハインドの場面で、低めのカーブを捉えて逆転3ランを放った。試合は逆転負けを喫したが、注目度の高いキューバ戦でインパクトのある活躍をみせた。次に2011年の大学選手権の福岡大戦で東洋大は0対2の2点ビハインドであったが、6回表に同点2ランを放つのである。この同点をきっかけに東洋大は逆転。そしてこの年も大学選手権優勝を果たした。試合に決する場面で本塁打を3本打っている。技術の高さに加えて、とても並の選手にはない勝負強さがあるのが鈴木 大地である。

 プロ入り2年目となる今年。まず歴史に残る記録は3試合連続適時三塁打。4月20日の東北楽天戦で記録した。この記録、3試合連続三塁打はパ・リーグ史上6人目の記録だが、すべて打点付きは2リーグ制初の記録である。三塁打は非常に難しい記録だが、鈴木はリーグトップの10を残している。そして今回は球団初となる1イニング2本目の満塁本塁打。記録に名を残す若手選手はそうそういないだろう。今年の鈴木は111試合に出場し、規定打席に到達。打率.278、5本塁打、38打点。大卒2年目の野手としては順調に成績を積み上げている。タイプ的には3割、首位打者を目指す選手となるだろう。

 また鈴木を評価しているのは選手としての能力だけではなく、謙虚な人柄にも惹かれている。東洋大学時代は大学3年から副将を任されるほどのリーダーシップ、思わず応援してしまう打席前のお辞儀姿。ネット裏の多くのファンが鈴木 大地の魅力に惹きつけられていた。将来のロッテのリーダーになるに相応しい男であろう。今後も歴史に名を残すような記録を残していくか注目してみたい

4位 止めるには勝負を避けるだけなのか? バレンティンが48号!

 8月25日(日)、東京ヤクルトスワローズのバレンティン選手が広島東洋カープ戦で48号ホームランを放った。これでホームラン記録まであと7本である。

 先週に紹介した時に42号と書いたが、この1週間で6本も積み上げた。8月に入って14本も積み上げるハイペースぶりである。本塁打の中身が凄い。というのもバレンティンは甘く入ったボールではなく、若干のボール球も長いリーチで届かせて、そして低めも本塁打にすることができているのである。43号は高めの釣り球。驚いたのは44号。低めのカーブを合わせただけで、レフトのポール際へホームラン。

 45号は外角低めのストレートを下からすくい上げるように打って、左中間へ。46号は外角高めに浮いたカーブを逃さず、レフトスタンドへ。47号は苦手にしていた広島東洋カープの野村から低めのチェンジアップを捉えて、マツダスタジアムの防球ネットに当たる大ホームラン。48号ホームランを放ったのは外角のボール球。他の打者には手を出すなと指示するようなコースである。それをバックスクリーン横に打ち込む。どうすれば打ち取れるかまでのレベルまでに来ている

 巨人、阪神は優勝争い、広島、中日、DeNAはCS争いをしている。個人的には達成してほしい記録ではあるが、この1週間、バレンティンが本塁打を打った4試合のうち3試合は勝利している。バレンティンが打つことがヤクルトの勝ちパターンなのである。そうなるとバレンティンを勝負しないのが得策である、といえるほどだ。

 ここまで恐ろしいペースで積み上げてきたバレンティンだが、ここからは多くの四球攻めに遭うかもしれない。記録云々ではなく、本塁打を打つとヤクルトがペースに乗るからだ。今後のバレンティンの記録と、投手がどう勝負するのかが見所だ。

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