- トップ
- コラム
- Weekly TOP5
- 新ポスティングシステム合意!
第24回 新ポスティングシステム合意!2013年12月09日
【目次】
[1]5位 大谷翔平が3000万、藤浪晋太郎が4500万で契約更改! / 4位 久保康友が横浜DeNAの移籍の決断!
[2]3位 阪神、新入団の呉昇桓(オ・スンファン)が契約調印式を行う!/ 2位 青木宣親がトレードでロイヤルズへの移籍が決定!
[3]1位 新ポスティングシステム合意!!!
今週のWeekly TOP5! 今週はこの野球ネタで盛り上がれ!
契約更改シーズン真っ盛り!移籍情報も活発になっています。それでは12/2~12/8の一週間の一押しニュースを要チェック!
5位 大谷翔平が3000万、藤浪晋太郎が4500万で契約更改!

(左)藤浪晋太郎投手(右)大谷翔平選手
来季は投手面で更なるレベルアップを期待されており、10月に行われた若手中心のフェニックスリーグでは19回を投げて自責点はわずかに2点。奪三振もそれを上回る28奪三振を残した。北海道日本ハムは先発投手が足りず、今年9勝をあげたウルフも退団し、投手・大谷 翔平にかかる期待はますます高くなる。先発でも常時150キロを超えるスピード能力の高さといい、縦横のスライダー、100キロ台のカーブ、チェンジアップと速球だけではなく、変化球の精度も高い大谷だが、投手専念ができず、自分のフォームで投げられず、不安定な投球をしていたのが気がかりであった。しっかりと投手・大谷で専念すれば、1年間一軍ローテーション入り出来る投手に成長する可能性は大いにあり、北海道日本ハムの不動のエースとして育てたい投手である。
藤浪 晋太郎は24試合を投げて10勝6敗、防御率2.75と高卒1年目ながら別格の成績を残した。137.2回と規定投球回にわずかに足りなかったが、5月11日からの2週間の離脱がなければ、規定投球回に達していたのかもしれない。それを考えると恐るべき投手である。藤浪は高卒1年目ながら投手としての完成度が違った。150キロを超える速球にカーブ、縦横のスライダー。カウントを稼げる上に、追い込んでからストレートでも、変化球でも勝負できる制球力、メンタルの強さが好成績につながった。4500万と大幅アップを勝ち取った。
しっかりと上積みができており、阪神も1年間ローテーションとして使いながらも、無理強いさせるような使い方はせずに、うまく使っているように見えた。来季はぜひ投手タイトルを狙えるような活躍を期待したい。
4位 久保康友が横浜DeNAの移籍の決断!

久保康友選手
12月2日(月)、横浜DeNAベイスターズはFA宣言を行使している阪神タイガースの久保 康友投手の獲得を発表した。先発投手の獲得を目指していた横浜DeNAにとっては大きい補強となった。
久保 康友は2004年のドラフトで千葉ロッテに1位に入団し、1年目(2005年)から10勝を上げる活躍。2008年まで先発を中心に投げたが、2006年、2007年、2008年は防御率4点台に終わり、不安定な投球が目立ったが、阪神に移籍してから2010年に14勝をあげるなど、阪神のローテーション投手として活躍してきたが、今年は藤川 球児のメジャー移籍のためクローザーに転向したが、不安定な投球が続き、6セーブに終わった。
以降は中継ぎを中心に自己最多の44試合に登板。防御率2.85と安定した成績を残す。だが、これまで先発として投げてきて、2010年には200イニングも達成している男の望むポジションはやはり先発である。
どちらが熱い言葉をかけたかといえば、横浜DeNAの中畑 清監督である。中畑監督は久保に直電でラブコールを送ったそうだ。横浜DeNAにとって最大の課題は投手力。今年も10勝なしに終わったが、それ以前に規定投球回に達成したのが三嶋 一輝と三浦 大輔のみだ。一人でも多く先発投手の獲得が横浜DeNAの補強ポイントであり、先発として実績ある久保の獲得は来季へ向けて明るい兆しが見えたのではないだろうか。移籍の決断が成功だったといえるように、ぜひ10勝を目指して、横浜DeNAの上位進出に貢献する働きを見せてほしい。
コメントを投稿する