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第58回 レイズのデビット・プライスが三角トレードでタイガースへ移籍!2014年08月04日
今週のWeekly TOP5!
7月31日はトレード期限日になります。MLB、NPBの両球界とも期限間際で、大きな動きがありました!それでは7/28~8/3からピックアップした5つのニュースをチェック!
※トレード期限について、NPBの場合、トレード可能期間は7月31日。
MLBでは、7月31日(アメリカ東部時間16:00)がメジャー契約(40人枠内)選手をウェーバー公示無しでトレードできる期限日時となる。
8月以降のレギュラーシーズン期間もトレードは可能だが、その際メジャー契約の選手を放出する場合は事前にウェーバー(支配権を放棄(waiver)する選手を公表する手続き)を通過させる必要がある。なお、マイナー契約の選手は前述の期限に関わらずトレードが可能。
※成績は8月3日現在の成績です。
【目次】
5位 今季支配下登録のソフトバンク・飯田がプロ初勝利!/4位 森 友哉がデビューから2打席連続安打!
3位 オリックスの三ツ俣と中日の岩崎が交換トレード! /2位 西濃運輸が都市対抗初優勝!
1位 レイズのデビット・プライスが三角間トレードでタイガースへ移籍!
5位 今季支配下登録のソフトバンク・飯田がプロ初勝利!
7月30日(水)、ソフトバンクの飯田 優也投手が、6回無失点の好投で、プロ初勝利を手にした。

今季支配下登録のソフトバンク・飯田がプロ初勝利!
支配下登録選手、育成枠選手含めて、87選手を抱える福岡ソフトバンク。今季を迎えるまで支配下選手は64名で、最大70名登録のため、僅か6名しか新規登録出来ない環境。その中で飯田 優也は支配下選手の枠を勝ち取った。飯田は神戸弘陵から東農大オホーツクに入学。大学3年に選手権に出場し、まだ制球力に欠けていたところはあったものの、恵まれた体格から投げ込む速球に大きな可能性を感じた。
そして育成枠で入団した飯田はファーム1年目で、20試合に登板し、1勝2敗ながら、防御率2.32と好投を見せた。そしてこの1年はファームで8勝0敗を上げる。二軍では圧倒的な投球を見せ、今年の5月11日に支配下登録選手が決まった。
飯田のプロ初登板は、6月11日の中日ドラゴンズ戦に中継ぎ登板して、1回無失点の好投。その4日後の6月15日の横浜DeNA戦でプロ初先発。5.0回を投げ、2失点で負け投手になったが、投球イニングを上回る6三振を奪い、好投を見せた。そして登板6試合目となった7月30日の東北楽天戦。高卒ルーキー・松井 裕樹の投げ合いとなったこの試合は投手戦になり、お互い無得点で迎えた6回表。ソフトバンクが2点を先制。その裏、飯田はゼロに抑え、6回無失点の好投で、念願のプロ初勝利を手にした。
ここまで1勝2敗、防御率4.18と二軍と比べると一軍では厳しい数字となっているが、育成枠の立場から、僅か2年で、一軍に昇格し、戦えていることは飯田にとっては大きな自信になっているはずだ。ただソフトバンクはとても競争が激しいチームだ。結果が残せなければ入れ替えが待っている。飯田はこの先も結果を残し続け、一軍に残り続けることが出来るか。ここから本当の勝負になる。
<飯田 優也選手の球歴>
神戸弘陵-東農大オホーツク-福岡ソフトバンク(2013年-)
4位 森 友哉がデビューから2打席連続安打!

森 友哉がデビューから2打席連続安打!
7月31日(木)、埼玉西武ライオンズのドラフト1位・森 友哉投手がオリックス戦で二塁打。これでデビューから2打席連続安打となり、高卒新人としては29年ぶりの記録となった。
当初は二軍の予定だった。まずは捕手として出場を重ねながら、スキルアップするのがこの1年の目的。2年目から飛躍を目指す森であったが、もはや森の打撃の完成度はファーム卒業レベルであった。67試合に出場し、打率.341、5本塁打、41打点。他の高卒の選手たちは打率2割~1割前後で苦しんでいる中、この数字である。こうなると首脳陣も方針が変わり、まずは一軍の雰囲気を経験させる意味合いで、一軍昇格が決まった。
そして森は期待以上の活躍を見せ、7月30日のオリックス戦でプロ初打席。森はいきなりフェンス直撃のシングルヒットを放つと、7月31日には二塁打を放ち、高卒新人としては29年ぶりのデビュー二打席連続安打となった。そして8月1日の東北楽天戦ではスタメンマスクをかぶった。
順調にステップアップを見せている。森が主力選手として期待されるのは来年以降になるだろう。今は与えられたチャンスのなかで、いろいろなことを経験しながら、2年目は一軍定着できるきっかけを作ってほしい。
<森 友哉選手の球歴>
大阪桐蔭-埼玉西武(2014年-)
独占インタビュー 第177回 埼玉西武ライオンズ 森友哉選手(大阪桐蔭出身)
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- 編集長 河嶋 宗一
- 出身地:千葉県
- ■ 現場第一主義。球児に届けたい情報とあれば日本だけでなく海外まで飛び回る。
- ■ 編集長であり、ドットコムのスカウト部長と呼ばれ、日本全国の隠れた名選手を探索。
- ■ 幅広いアンテナと鋭い観察力でダイヤの原石を見つけだす。
- ■ 編集部の理論派として、今日も球場に足を運ぶ。
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