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第69回 阪神タイガースが巨人に4タテで日本シリーズ進出2014年10月20日
今週のWeekly TOP5!
プレーオフがいよいよ佳境を迎え、日本シリーズ進出チームも決定!10/13~10/19の中からピックアップした5つのニュースをチェック!!
※NPBの選手成績はシーズン終了後の成績です。
【目次】
5位 高橋由伸選手が来季、兼任打撃コーチ就任へ/4位 楽天は大久保監督、広島は緒方監督の就任が決定
3位 ワールドシリーズはロイヤルズとジャイアンツの決戦へ/2位 中田翔がCS史上初の4試合連続弾
1位 阪神タイガースが巨人に4タテで日本シリーズ進出
5位 高橋由伸選手が来季、兼任打撃コーチ就任へ
10月18日(土)、読売ジャイアンツの高橋由伸選手が来季、選手兼任打撃コーチに就任する可能性が高まった。

高橋由伸選手が来季、兼任打撃コーチ就任へ
今年の巨人はリーグ5位の打率、総得点も4位と貧打に泣いた。それでもリーグ優勝できたのは勝負所での原監督の的確な起用、また先発、中継ぎ、抑えがしっかりと実力を発揮し、試合を守り抜いたことが大きいといえる。
しかし短期決戦のCSでは勢いがあるチームに分がある。今年の読売ジャイアンツはなかなか火が付かない打線。最後まで本来の打撃を見せることなく、敗退した。高橋由に対する期待は如何に打てる打者を育てあげるか。
高橋由は、これまで3割超えは7シーズン、シーズン3度の30本塁打を達成し、2013年には規定打席未到達ながらも打率3割に到達。今年も代打として活躍した高橋由は、将来的には巨人の専任コーチ、そして将来の監督候補になるかもしれない。そのための準備期間として、来年は指導者・高橋由はどんな働きを見せてくれるのだろうか。
<高橋由伸選手の経歴>
桐蔭学園-慶応大-読売ジャイアンツ(1998年~)
4位 楽天は大久保監督、広島は緒方監督の就任が決定
10月14日(火)、東北楽天ゴールデンイーグルスが、大久保博元二軍監督の内部昇格を正式発表し、監督に就任することを発表。10月15日(水)、広島東洋カープが緒方孝市氏の新監督の就任を発表した。

楽天は大久保監督、広島は緒方監督の就任が決定
緒方監督は2009年に引退後、すぐにコーチに就任。今年はヘッドコーチを務め、野村謙監督の右腕として働いたので、来季優勝するには何を強化するべきなのかを理解しているのではないだろうか。
そして、この秋季練習から2年目の鈴木 誠也を強化指定選手にしている。鈴木は今年、36試合に出場し、打率.344、1本塁打、7打点と好成績を残し、打撃、走塁ともに非常に高い潜在能力を秘めた選手で、きっかけをつかんでいけば、堂林翔太級の打撃成績は望める逸材だろう。緒方監督によって新しく見出される選手も出てくることも考えられ、来年はどんな選手が台頭するのかも注目してみたい。
楽天の大久保新監督は2012年に一軍打撃コーチ、2013年から二軍監督としてチームを強化してきた。大久保監督は独自の打撃理論で、西武時代、中村剛也を開花させたように、新たな若手発掘が期待されているだろう。今年は星野監督が休養中でチームを離れている中、監督の代行を務めた経験もある。
下位に低迷すると、コーチが一気に変わるが、その中でチームを知っている大久保氏が監督に就任したのは、現状が分かるだけに良い選択肢だ。
ぜひ今年以上の成績を残せるようなチーム作りを行ってもらいたい。
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- 編集長 河嶋 宗一
- 出身地:千葉県
- ■ 現場第一主義。球児に届けたい情報とあれば日本だけでなく海外まで飛び回る。
- ■ 編集長であり、ドットコムのスカウト部長と呼ばれ、日本全国の隠れた名選手を探索。
- ■ 幅広いアンテナと鋭い観察力でダイヤの原石を見つけだす。
- ■ 編集部の理論派として、今日も球場に足を運ぶ。
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