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第70回 ドラフト会議2014 安樂智大は楽天、有原航平は日本ハムへ2014年10月27日
【目次】
5位 埼玉西武が郭俊麟(カク・シュンリン)の獲得を発表/4位 東都大学は駒沢大が13年ぶりの優勝、東京六大学は15年ぶりの立教大が優勝目前
3位 来月開幕の21Uワールドカップの代表メンバーが発表される/2位 日本シリーズが開幕!1勝1敗で第3戦へ
1位 ドラフト会議 安樂智大は楽天、有原航平は日本ハムへ
3位 来月開幕の21Uワールドカップの代表メンバーが発表される
10月21日(火)、NPBは来月7日から開幕する第1回IABFワールドカップの開催される21U(21歳以下)ワールドカップに出場する代表選手18名を発表した。

来月開幕の21Uワールドカップの代表メンバーが発表される
プロでは今年8勝を挙げた上沢 直之 (北海道日本ハム)、ファームで登板7試合ながら、防御率1.75と好成績を残し、来季の活躍が期待される田口 麗斗(巨人)、今季30試合に登板し、4勝2敗と好成績を残した戸田 隆矢(広島)など潜在能力が高い投手が多数選出されている。
捕手では、今季48試合に出場し、1本立ちが期待される髙城 俊人(横浜DeNA)、今季89試合に出場し、プロ本塁打も記録した近藤 健介(北海道日本ハム)、オリックスの二軍捕手では最多の57試合に出場し、4本塁打と強打の捕手として期待をかけられる若月 健矢(オリックス)。
内野手ではファームで102試合に出場した高卒2年目の北條 史也(阪神)。打率.259と1年目よりも上げており、今季は初の一軍昇格。国際大会をきっかけにブレークのきっかけをつかむことができるか。
外野手では一軍34試合出場で打率.344を記録し、走攻守三拍子揃った鈴木 誠也(広島東洋カープ)は一番の注目株だろう。
また追加招集も発表され、今季自己最多の24試合に出場し、ブレークのきっかけをつかみつつある榎本 葵(東北楽天ゴールデンイーグルス)、来年のドラフト候補として期待がかかる熊原健人(仙台大)、強打の外野手・笹川 晃平(東洋大)など楽しみな選手が多い。
今からワールドカップの開幕が待ち遠しい。
2位 日本シリーズが開幕!1勝1敗で第3戦へ

日本シリーズが開幕!1勝1敗で第3戦へ
セ・リーグはシーズン2位ながら、無敗で日本シリーズに進出した阪神タイガース。パ・リーグは北海道日本ハムに4勝3敗で制した福岡ソフトバンクホークスとの一戦となった。第1戦は阪神タイガースが6対2で勝利。第2戦は2対1でソフトバンクが勝利し、1勝1敗のタイとなった。
第1戦はソフトバンクの先発は11勝を挙げたスタンリッジ、阪神は13勝を挙げたメッセンジャーとエース同士の投げ合い。試合の均衡を破ったのは4回裏。阪神がゴメスのタイムリーで先制すると、5回裏にはゴメスの2点適時打などで一挙5点を追加。ゴメスはレギュラーシーズンで、メッセンジャーは7回を投げて2失点の好投。最後はクローザーの呉昇桓が締めて、第1戦をモノにした。
第2戦はソフトバンクは武田 翔太、阪神は能見 篤史が先発。先制したのはソフトバンクで、1回表に内川聖一の適時打で1点を先制すると、4回表にイデホが追加点となる本塁打を放つ。先発の武田は6回二死まで完全試合と快投を見せていたが、狩野恵輔の安打でパーフェクトはなくなり、さらに西岡剛の適時二塁打で阪神が1点を返す。だがその後、ソフトバンクの投手陣が踏ん張り、2対1で接戦をモノにした。こういう接戦をしっかりとモノにするのが今年のソフトバンクの強さだ。
第3戦は福岡を舞台に移し、明日(28日)から3連戦が行われるが、この3連戦で決着がつくか。それとも第7戦までもつれるか? 2010年から2013年まで第7戦までもつれており、今年も激しい戦いが繰り広げられそうだ。

- 編集長 河嶋 宗一
- 出身地:千葉県
- ■ 現場第一主義。球児に届けたい情報とあれば日本だけでなく海外まで飛び回る。
- ■ 編集長であり、ドットコムのスカウト部長と呼ばれ、日本全国の隠れた名選手を探索。
- ■ 幅広いアンテナと鋭い観察力でダイヤの原石を見つけだす。
- ■ 編集部の理論派として、今日も球場に足を運ぶ。
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