第72回 2014年度のゴールデングラブ賞の受賞者を発表!2014年11月10日

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ウィークリートップ5

 今週のWeekly TOP5!
 いよいよ来季へ向けて、FA、トレードなどで獲得する球団が多くなってきました。今週は12球団合同トライアウトが開催!11/03~11/09の中からピックアップした5つのニュースをチェック!

※NPBの選手成績はシーズン終了後の成績です。

【目次】
5位 広島・ミコライオが退団。これで外国人退団者4人目に/4位 北海道日本ハム・宮西残留 大引FA宣言
3位  2015年度のセ・パ両リーグの日程が発表される/2位 プロ野球12球団合同トライアウトが開催!
1位  2014年度のゴールデングラブ賞の受賞者を発表!

5位 広島・ミコライオが退団。これで外国人退団者4人目に

広島東洋カープはキャム・ミコライオ投手(30)が今シーズン限りで、退団することを決めた。

広島・ミコライオが退団。これで外国人退団者4人目

 毎年、好成績を残すことで定評あるカープの外国人。今季2位を支えたキラ、バリントンに続いてミコライオが退団を決めた。先発の一角として加着したバリントンは、2011年から2013年までの3年間はすべて規定投球回を達成。2011年は13勝、昨年は11勝。今年は9勝を挙げていたが、防御率4.58と悪化していたとはいえ、カープにとっては貴重な先発だった。

 そしてミコライオは2012年からカープ入りし、3年間で73セーブ。今年も、51試合で25セーブとカープに欠かせないクローザーであった。先発の一角、抑えの2人が退団する上に、昨年、66試合で14本塁打を放ち、初のCS進出に貢献。今年も11本塁打を放ち、長打力が光るキラも退団した。

 またファームで32試合で防御率0.26と抜群の安定感を示した左腕・フィリップスも退団し、なんと4人が退団。

 カープは巨人、福岡ソフトバンクにように、戦力が潤沢にあるようなチームではない。投打を支えてきた選手たちの退団はカープにとって痛手であり、ここから勝つためにどう立て直すか。

 またこの4人は他の11球団にとってはまさに救世主となり得るかもしれない選手たちだ。カープの編成、また11球団の動向も見逃せない。

4位 北海道日本ハム・宮西残留 大引FA宣言

 11月8日(土)、北海道日本ハムの宮西尚生投手がFA(フリーエージェント)の権利を行使せずに、残留することを表明した。また11月6日(木)、大引啓二選手はFAの権利を行使することを決めた。

北海道日本ハム・宮西残留 大引FA宣言

 今年のFAで最も人気だったのは北海道日本ハム・宮西尚生だった。入団1年目から7年連続で50試合に登板。1年目の防御率4.37以外、1点台~2点台に収める抜群の安定感。そして左の中継ぎは、優勝するためにはとても欠かせないポジションである。そんな投手がFAを行使するかもしれない情報がシーズン終了後に出回った。他球団の編成担当からすれば、喉から手が出るほど欲しい人材である。

 だが宮西が残留を決断した理由は、球団から必要とされていると感じ取ったという。宮西は、残留宣言をするまでの1週間。もう一度、昔を振り返った。宮西がドラフト候補として注目されたのは大学2年の時。しかし不調で、大学4年の時に評価が落ちていた。

 もし3位以内に指名を受けなければ、社会人野球に進むことも選択肢にあった。今では甘い考えだったと振り返る宮西。だが宮西を3位で指名したのが北海道日本ハム。こうして宮西のプロ野球人生が始まった。宮西と出会った最初の投手コーチは吉井理人氏と現在も投手コーチの厚澤 和幸氏。その2人に指導していただいた恩義がある。特に厚澤コーチを日本一の投手コーチにしたいという思いが、北海道日本ハムに残留するきっかけとなった。FAで行使するか、しないかで悩んでいる選手が残る理由は金額面よりも、如何に大事にされているかなど、人と人との繋がりの方を優先する。来季もセットアッパーとしてさらなる活躍を期待したい。

 大引はオリックスの遊撃手として長年活躍し続け、2年目にトレードで日本ハムに移籍。自己最多の132試合に出場し、21盗塁もキャリアハイ。日本ハムにとっては欠かせない存在だと思っていたが、大引の会見をみると、大引と球団の間に何か埋められない溝があったのかもしれない。条件ではなく、心情的に我慢できないものがあったのだろう。山田GMのインタビューでは、『30歳前後のリーダーが欲しかった』と語っており、そのために大引は相応しい選手であった。来季も欠かせない選手になっていくと思われたが、信頼関係を築くのは難しいと実感させられる。大引はヤクルト、オリックスなどが手を上げている。さて大引はどの球団を選択するのだろうか。

<宮西 尚生投手の経歴>
市立尼崎-関西学院大-北海道日本ハムファイターズ(2008年-)
<大引 啓二選手の経歴>
浪速-法政大-オリックスバファローズ(2007年-2012年)-北海道日本ハムファイターズ(2013年-)

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プロフィール

河嶋宗一
副編集長 河嶋 宗一
  • 出身地:千葉県
  • ■ 現場第一主義。球児に届けたい情報とあれば日本だけでなく海外まで飛び回る。
  • ■ 副編集長、またドットコムのスカウト部長と呼ばれ、日本全国の隠れた名選手を探索。
  • ■ 幅広いアンテナと鋭い観察力でダイヤの原石を見つけだす。
  • ■ 編集部の理論派として、今日も球場に足を運ぶ。

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