第72回 2014年度のゴールデングラブ賞の受賞者を発表!2014年11月10日

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【目次】
5位 広島・ミコライオが退団。これで外国人退団者4人目に/4位 北海道日本ハム・宮西残留 大引FA宣言
3位  2015年度のセ・パ両リーグの日程が発表される/2位 プロ野球12球団合同トライアウトが開催!
1位  2014年度のゴールデングラブ賞の受賞者を発表!

1位 2014年度のゴールデングラブ賞の受賞者を発表!

11月6日(木)、NPBは2014年度の三井ゴールデン・グラブ賞の受賞者を発表した。

2014年度のゴールデングラブ賞の受賞者を発表!

 守備力が高い選手に贈られるゴールデングラブ賞。初受賞はセ・リーグが2名、パ・リーグは4名が受賞した。セ・リーグは森野 将彦(中日)が一塁手部門で初受賞。これまで三塁を守ることが多かった森野だが、若手選手の台頭で一塁手を守ることが多くなっていた。打率.288、13本塁打、86打点と勝負強い打撃を見せた森野。来季以降も、主軸打者としてチームをけん引する活躍を見せることが出来るか。

 また大和(阪神)も初受賞となった。大和の武器といえば、一歩目が速く、快足を飛ばして、並みの外野手ならば追い付かない守備範囲の広さと、捕球が難しそうな当たりを難なくアウトにする球際の強さである。日本シリーズでは次々とファインプレーを披露し、一気にファンの目に留まった。今年は121試合に出場し、プロ初本塁打を放つなど、少しずつ課題の打撃も向上を見せている。来季はフル出場はなるか。

 そしてパ・リーグは2位と躍進したオリックスからエース金子千尋に、捕手は伊藤 光岡田 貴弘が初受賞し、糸井嘉男も6年連続6度目の受賞となった。伊藤は137試合に出場。チーム防御率1位の2.89を記録した投手陣を支える活躍を見せた。

 そして何といってもすごいのが、二塁手部門で獲得した菊池涼介(広島)の535補殺。昨季の528補殺を超えた。これは1試合に換算すると、19.8試合分のアウトを菊池が握っているということである。セカンドへ飛べば、もう安心というぐらいの大きな存在感があるのではないだろうか。広島は投手力の強化で、2年続けてAクラス入りを果たしているが、抜群の守備力を誇る菊池をしっかりと育てたことが、大きな影響を与えている。

 守備の勲章でベストナインと比べると地味なように見えるが、今年引退した千葉ロッテの里崎智也選手が、入団当初、下手だった自分が必死に練習をしてゴールデングラブ賞を獲得した時は、本当に嬉しかったと語っているように、守備力が問われる選手たちにとっては大きな勲章で、誇りなのだ。来季はどんな顔ぶれが受賞するか興味深い。

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プロフィール

河嶋宗一
副編集長 河嶋 宗一
  • 出身地:千葉県
  • ■ 現場第一主義。球児に届けたい情報とあれば日本だけでなく海外まで飛び回る。
  • ■ 副編集長、またドットコムのスカウト部長と呼ばれ、日本全国の隠れた名選手を探索。
  • ■ 幅広いアンテナと鋭い観察力でダイヤの原石を見つけだす。
  • ■ 編集部の理論派として、今日も球場に足を運ぶ。

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