第74回 日米野球は日本が24年ぶりの勝ち越しで閉幕2014年11月24日

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【目次】
5位 ヤクルト・相川、横浜DeNA・金城が巨人入り/4位 松坂大輔の福岡ソフトバンク入りが決定的
3位  明治神宮大会は高校の部は仙台育英、大学の部は駒澤大が優勝/2位 マーリンズのジアンカルロ・スタントンが大型契約を結ぶ
1位 日米野球は日本が24年ぶりの勝ち越しで閉幕

1位 日米野球は日本が24年ぶりの勝ち越しで閉幕

4勝2敗で勝ち越しを決めた侍ジャパン。多くの若手選手がアピールした

11月20日(木)、2014SUZUKI日米野球シリーズ親善試合が沖縄セルラースタジアム那覇で行われ、日本代表が6対4で勝利。これで通算成績は4勝2敗となり、24年ぶりの勝ち越しを決めた。

 今年は11月15日の第3戦で継投でのノーヒットノーランと日本代表の活躍が目立った大会となった。日米野球は日本人の選手の評価を高める絶好のチャンスだが、多くの選手が評価を高めたのではないだろうか。第1戦では前田 健太(広島東洋カープ)が5回無失点の好投。今シーズン大ブレークの山田 哲人(東京ヤクルト)の適時打を放つなどの活躍をみせた。

 第2戦は金子千尋(オリックス)が5回3失点ながら5奪三振を奪う投球でアピール。また松田宣浩(福岡ソフトバンク)が本塁打を含む3安打の活躍で、6対4で快勝をみせるなど、投打で活躍を示した選手が多かった。

 またこの日米野球で最も評価を上げたのが大谷 翔平(北海道日本ハムファイターズ)だ。20歳ながら、今シーズン11勝を上げ、打者としても11本塁打を放った大谷。最も注目されたのが速球。先発マウンドに登った大谷は初回に160キロを計測。4回7奪三振の好投で、MLBの公式サイトは大谷を絶賛する記事を掲載。このオフ、年俸の1億越えは確実で、期待通りにビッグな選手に育っている。

 大谷以外で評価を上げたのが、菊池涼介(広島東洋カープ)。最終戦では俊足のアルトゥーベーの二ゴロをグラブトスでアウトにする美技を披露した。セカンドにとっては最も難しい、ぼてぼてのショートバウンド。一瞬のひらめきで、グラブトスでアウトにする感性が素晴らしい。

 打撃でも3割以上の成績を残すなど、攻守でアピールに成功。今は大谷が絶賛されているが、海外FAを取得するまで、今の守備力を維持することが出来れば、MLB入りも夢ではないだろう。

 24年ぶりに勝ち越しを決めたことは選手たちには自信になっただろう。またトップレベルの選手がこういう機会で集うのは非常に有益なことで、今後も日米野球は続けてほしいと思う。

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松坂 大輔(横浜) 【選手名鑑】
近大附 【高校別データ】
駒大岩見沢 【高校別データ】
駒大高 【高校別データ】
駒大苫小牧 【高校別データ】
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東京学館 【高校別データ】
東京学館浦安 【高校別データ】

プロフィール

河嶋宗一
編集長 河嶋 宗一
  • 出身地:千葉県
  • ■ 現場第一主義。球児に届けたい情報とあれば日本だけでなく海外まで飛び回る。
  • ■ 編集長であり、ドットコムのスカウト部長と呼ばれ、日本全国の隠れた名選手を探索。
  • ■ 幅広いアンテナと鋭い観察力でダイヤの原石を見つけだす。
  • ■ 編集部の理論派として、今日も球場に足を運ぶ。

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