- トップ
- コラム
- Weekly TOP5
- オリックスが中島裕之の入団を含め、大型補強を敢行!
第76回 オリックスが中島裕之の入団を含め、大型補強を敢行!2014年12月08日
今週のWeekly TOP5!
今週はメジャー帰りの選手の入団で盛り上がった1週間でした!12/1~12/7の中からピックアップした5つのニュースをチェック!
※NPBの選手成績はシーズン終了後の成績です。
【目次】
5位 MLBの本塁打トップのネルソン・クルーズがマリナーズに移籍/4位 福岡ソフトバンクがオランダ代表のバンデンハーク投手を獲得
3位 則本昂大が大卒3年目で1億円到達!/2位 大谷翔平が高卒3年目で1億円到達!
1位 オリックスが中島裕之の入団を含め、大型補強を敢行!
5位 MLBの本塁打トップのネルソン・クルーズがマリナーズに移籍

MLBの本塁打トップのネルソン・クルーズが
マリナーズに移籍
12月4日(木)、シアトルマリナーズは今季MLB最多の40本塁打を放ったネルソン・クルーズ選手と4年契約を結んだ。
ネルソン・クルーズはドミニカ共和国出身。2013年のWBCのドミニカ代表に選ばれ、世界一に貢献をしている。ネルソンは非常に遅咲きの選手なのだ。1998年にメッツに入団した後は7年間もマイナーリーグで過ごす。2004年に昇格し、それまでは恵まれた長打力をなかなか発揮することができなかった。
レギュラーを獲得したのは、プロ12年目の2009年から。33本塁打を放ち、一気にスラッガーの仲間入りを果たすと、2011年にはポストシーズンで大活躍を見せ、アメリカンリーグの優勝決定戦のMVPに輝くなど、順調にキャリアを積んでいた。
ネルソンは独特のオープンスタンスから、ボールを巻き込んで打ちにいく打者で、次々と本塁打にしていき、今年は40本塁打を放ち、初のタイトルを獲得した。そしてマリナーズと4年5700万ドルの大型契約を交わした。34歳にして初の大型契約。
マリナーズは岩隈久志などの活躍で、防御率リーグ1位だったものの、打率はリーグ12位、本塁打はリーグ10位、打点は11位と貧打に苦しんできた。それだけにネルソンの加入は大きいだろう。今季はアメリカンリーグ西地区3位に終わったマリナーズ。ネルソンの活躍で、チームは変わっていくか注目をしていきたい。
<ネルソン・クルーズ選手の経歴>ミルウォーキー・ブルワーズ (2005年)-テキサス・レンジャーズ (2006年-2013年)-ボルチモア・オリオールズ (2014年)-シアトル・マリナーズ (2015年)
4位 福岡ソフトバンクがオランダ代表のバンデンハーク投手を獲得

ソフトバンクがオランダ代表のバンデンハーク投手を獲得
12月5日(金)、福岡ソフトバンクは韓国プロ野球のサムソンライオンズに所属していたク・バンデンハーク投手の獲得が決定的となった。
MLBでも通算8勝11敗を挙げたバンデンハーク。2009年にはWBC・オランダ代表に選出された。2013年から韓国のサムソンライオンズに所属。2013年は7勝だったが、2014年は13勝、防御率3.18、180奪三振。最優秀防御率、最多奪三振を獲得。
バンデンハークは195センチの長身から投げ込む常時140キロ後半~150キロ前半の速球に加え、落差あるスライダーをコンビネーションにした投球はKBO(韓国プロ野球)でもトップレベルの実力。連覇を狙うソフトバンクにとっては心強い戦力が入ったことだろう。
ソフトバンクは外国人、FAだけではなく、生え抜きにも能力が高い投手がいる。そして今週は松坂 大輔の入団が正式に決定した。競争は激化するだろう。
<リック・バンデンハーク投手の経歴>
フロリダ・マーリンズ (2007年-2010年)-ボルチモア・オリオールズ (2010年-2011年)-ピッツバーグ・パイレーツ (2012年)-三星ライオンズ (2013年-2014年 )
【次のページ】 3位 則本昂大が大卒3年目で1億円到達!/2位 大谷翔平が高卒3年目で1億円到達!

- 編集長 河嶋 宗一
- 出身地:千葉県
- ■ 現場第一主義。球児に届けたい情報とあれば日本だけでなく海外まで飛び回る。
- ■ 編集長であり、ドットコムのスカウト部長と呼ばれ、日本全国の隠れた名選手を探索。
- ■ 幅広いアンテナと鋭い観察力でダイヤの原石を見つけだす。
- ■ 編集部の理論派として、今日も球場に足を運ぶ。
コメントを投稿する