- トップ
- コラム
- Weekly TOP5
- ユリエスキ・グリエルが横浜DeNAに残留!
第78回 ユリエスキ・グリエルが横浜DeNAに残留!2014年12月22日
【目次】
5位 雄平が4750万円増の6000万円で契約更改! /4位 糸井嘉男が1億円増で契約更改。来季は主将へ!
3位 田中賢介が北海道日本ハムに復帰/2位 中日・又吉克樹が3160万円増で契約更改!移籍
1位 ユリエスキ・グリエルが横浜DeNAに残留!
3位 田中賢介が北海道日本ハムに復帰
12月16日(火)、元レンジャースの田中賢介選手の北海道日本ハムファイターズの復帰が決まった。

田中賢介が北海道日本ハムに復帰
若手選手が多い日本ハムにとって心強い選手が入った。レンジャースでプレーしていた田中賢介だ。MLBを渡る前の田中は、2006年にレギュラーを獲得。125試合に出場し、打率.301、7本塁打、42打点と大ブレーク。優勝にも貢献した。その後は、打てて、守れて、走れる二塁手として活躍。とくに守備は06年から10年まで5年連続でゴールデングラブ賞を獲得し、盗塁も、06年から5年連続で20盗塁以上を記録した。
日本最終年となった12年は、114試合ながら打率.300を記録した。そのオフ、サンフランシスコ・ジャイアンツにマイナー契約に。しかし、僅か15試合出場に終わった。14年はレンジャースへ移籍するが、7月に自らFAとなっていた。
日本に戻るならば、日本ハムしかないと決めていた田中は12月に復帰が決まった。その田中に求められているのはリーダーシップだろう。稲葉も引退し、キャプテン候補の糸井もいない、大引もいない。魅力あふれる若手が多いが、優勝争いを経験していない選手が多い。その中で、田中が入ることは非常に大きいだろう。
また、田中のバットコントロール、盗塁技術。そして、メジャー時代で、外野を守った経験も、日本ハムにとって大きな戦力になるだろう。メジャーでの2年間が田中にとって大きなものだったことを来季、証明してほしい。
<田中 賢介選手の経歴>東福岡-日本ハムファイターズ・北海道日本ハムファイターズ(2000年-2012年)-サンフランシスコジャイアンツ(2013年)、テキサス・レンジャーズ(2014年)-北海道日本ハムファイターズ(2015年)
2位 中日・又吉克樹が3160万円増で契約更改!
12月20日(土)、中日ドラゴンズの又吉克樹投手が契約更改に臨み、3160万円増の4000万円で契約更改した。

中日・又吉克樹が3160万円増で契約更改!
大出世だ。出世頭の角中勝也(千葉ロッテマリーンズ)はコツコツと結果を積み上げてきたが、又吉は1年目から即戦力級の活躍を披露した。香川オリーブガイナーズに入団するまで、又吉の経歴を見ると、無名選手。環太平洋大時代は、140キロ台の速球を投げるサイドハンドだったが、恵まれた素質を開花させたのは、香川に入団してからだ。
13勝4敗で、最多勝を挙げる活躍。まだ大卒1年目で、独立リーグとしてはずば抜けた完成度を持った好投手として11球団から調査票が届いたほど。その又吉を一番高く評価したのが中日。球団の期待に見事に応え、又吉は67試合に登板し、9勝1敗2セーブ21ホールド、防御率2.21とまさにセットアッパークラスの活躍であった。新人王候補にも挙がる活躍だった。
又吉は独立リーグの時から光っていたのが、教えられたことをしっかりとインプットし、そこからアウトプットする能力だ。独立リーグ時代のインタビューを振り返ると、独立リーガーで、これほど考えて野球をやっている選手もなかなかいない。一つ一つの言葉に含蓄があり、高いレベルの環境に身を投じても、生き残れる逞しさがあった。1年目でここまでの活躍を見せたのも不思議ではないだろう。
一気に一流選手への道へ駆け上がった又吉。今後の活躍が楽しみだ。
<又吉 克樹選手の経歴>
西原、環太平洋大学、香川オリーブガイナーズ(2013年)、中日ドラゴンズ(2014年)
独占インタビュー【前編】、【後編】
【次のページ】 1位 ユリエスキ・グリエルが横浜DeNAに残留!

- 編集長 河嶋 宗一
- 出身地:千葉県
- ■ 現場第一主義。球児に届けたい情報とあれば日本だけでなく海外まで飛び回る。
- ■ 編集長であり、ドットコムのスカウト部長と呼ばれ、日本全国の隠れた名選手を探索。
- ■ 幅広いアンテナと鋭い観察力でダイヤの原石を見つけだす。
- ■ 編集部の理論派として、今日も球場に足を運ぶ。
コメントを投稿する