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第78回 ユリエスキ・グリエルが横浜DeNAに残留!2014年12月22日
【目次】
5位 雄平が4750万円増の6000万円で契約更改! /4位 糸井嘉男が1億円増で契約更改。来季は主将へ!
3位 田中賢介が北海道日本ハムに復帰/2位 中日・又吉克樹が3160万円増で契約更改!移籍
1位 ユリエスキ・グリエルが横浜DeNAに残留!
1位 ユリエスキ・グリエルが横浜DeNAに残留!

ユリエスキ・グリエルが横浜DeNAに残留!
12月15日(月)、横浜DeNAのユリエスキ・グリエル選手の残留が決まった。
長きに渡った交渉が完結した。62試合ながら、打率.305、11本塁打、30打点と三部門で非常に高い数字を残したグリエル。そのグリエルに対し、球団が提示した年俸は5億円。さらに弟のユニエルキス・グリエルも獲得することが決まった。来季も打線の中核にはグリエルと期待していた声が大きかっただけに、グリエルの残留は非常に大きい。
グリエル獲得まで、キューバ政府に赴き、また、グリエル入団後も、プレーに専念できるようにキューバ料理を招いたりと、至れり尽くせりで対応してきた横浜DeNA。
その甲斐あって、シーズン終了後に、グリエルは横浜DeNAでプレーしたいとコメントを残した。また巨人との獲得競争となったが、決め手となったのは、三塁手として出場を確約すること。巨人は、三塁の場合、村田修一がおり、グリエルを獲得してまで、ポジションを簡単に動かすことはできないだろう。
横浜DeNAの事情が合致したということになるが、5億円を投じるとなると、求められる数字は非常に高くなるのは間違いない。横浜DeNAは今年のような打撃を1年通して続けることを期待しているだろう。
5位とはいえ、横浜DeNAは井納翔一、三浦大輔、山口 俊の3人が月間MVPに輝いており、投手力は整備されてきた。来季、浮上するには、打線がどれだけ実戦で力を発揮し、投打の歯車がかみ合った野球を見せるか。それだけにグリエルの活躍は不可欠である。
<ユリエスキ・グリエル選手選手の経歴>
エイドリノサラバリア高-サンクティスプリトゥス(キューバ国内リーグ、セリエ・ナシオナル・デ・ベイスボル所属チーム)(2001年~2013年)-インダストリアレス(セリエ・ナシオナル・デ・ベイスボル所属チーム)(2013~2014年)-横浜DeNA(2014年~)


- 編集長 河嶋 宗一
- 出身地:千葉県
- ■ 現場第一主義。球児に届けたい情報とあれば日本だけでなく海外まで飛び回る。
- ■ 編集長であり、ドットコムのスカウト部長と呼ばれ、日本全国の隠れた名選手を探索。
- ■ 幅広いアンテナと鋭い観察力でダイヤの原石を見つけだす。
- ■ 編集部の理論派として、今日も球場に足を運ぶ。
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