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第80回 デビット・プライスがタイガースと23億円で合意2015年01月19日
今週のWeekly TOP5!
今年初のWeekly TOP5!MLBでプレーする日本人選手の去就が大きく注目を浴びた1週間となりました。1/12~1/18の中からピックアップした5つのニュースをチェック!
※NPBの選手成績はシーズン終了後の成績です。
【目次】
5位 DeNA創業者の南場智子氏がベイスターズのオーナーに就任 /4位 川崎宗則がブルージェイズとマイナー契約
3位 田澤純一がレッドソックスと1年契約で合意/2位 青木宣親がサンフランシスコ・ジャイアンツと1年契約!
1位 デビット・プライスがタイガースと23億円で合意
5位 DeNA創業者の南場智子氏がベイスターズのオーナーに就任

DeNA創業者の南場智子氏がベイスターズのオーナーに就任
1月16日(金)、横浜DeNAベイスターズは、春田誠球団オーナーが同日付で退任。DeNA創業者の南場智子氏が新オーナーに就任したと発表した。女性がオーナーに就任するのは日本プロ野球で初めてのことになる。
球界に新しい流れが来ていると思わせる人事だ。南場氏の経歴は1986年にマッキンゼー・アンド・カンパニー・インク・ジャパンに入社すると、1996年にマッキンゼーで役員就任。1999年に株式会社DeNAを設立し、代表取締役に就任。次々と事業を展開。まさにエリートである。ソーシャルゲーム「Mobage(モバゲー)」は、広い世代に受けて、世間の認知度も高い。そんな経歴を持つ南場氏がプロ野球界のオーナーになる。
プロ野球は優勝を目指すことが一番。そのために選手の補強、優秀な指導者を招き、チームを強化する。そして強化と同時に収益を上げるためにファンサービスの戦略も練っていかなければならない。南場氏は現場には口を出さないと語る。だが、サービスについてはいろいろな戦略を練っていきそうだ。DeNAは、モバゲーを通して、広い世代に受けるコンテンツを開発した。その中心人物であった南場氏がプロ野球のオーナーに就任する。どんな球団になっていくか、楽しみでならない。
4位 川崎宗則がブルージェイズとマイナー契約
1月16日(金)、トロント・ブルージェイズは、自軍からFAになっていた川崎宗則内野手とマイナー契約で合意したと発表。川崎は、これで、4年連続のマイナー契約からMLBでプレーすることになる。

川崎宗則がブルージェイズとマイナー契約
このオフ、MLBでも、レギュラーとまではいかなくても、強烈なキャラクターで個性を示した川崎宗則に対し、NPB各球団の評価は高かった。日本に戻れば、トップレベルの遊撃手として活躍してくれるだろうという期待感を持っていた。
当然、古巣のソフトバンクもオファーを出していた。マイナー契約は、メジャー契約の選手がケガしない限り、昇格するチャンスはない厳しい契約である。恐らく、NPBの方が待遇面ではかなり恵まれた条件を出すに違いない。
それほど厳しい契約でも、MLBを選択した川崎。マリナーズ時代の1年目は61試合、ブルージェイズに移籍した2年目は96試合、そして昨年3年目は82試合。打率は.191→.222→.258と少しずつ上げていることから、徐々に対応してきていることが分かる。
4年目の今年は、自己最高の成績を残すことができるのか。グラウンド、グラウンド外でのパフォーマンスで、さらに人気を掴み、少しでも多く、勝利に貢献するプレーを見せてくれることに期待したい。
<川崎宗則選手の経歴>
鹿児島工-福岡ダイエーホークス・福岡ソフトバンクホークス (2000年-2011年)ーシアトル・マリナーズ (2012年)ートロント・ブルージェイズ (2013年-2014年)
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- 編集長 河嶋 宗一
- 出身地:千葉県
- ■ 現場第一主義。球児に届けたい情報とあれば日本だけでなく海外まで飛び回る。
- ■ 編集長であり、ドットコムのスカウト部長と呼ばれ、日本全国の隠れた名選手を探索。
- ■ 幅広いアンテナと鋭い観察力でダイヤの原石を見つけだす。
- ■ 編集部の理論派として、今日も球場に足を運ぶ。
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