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第83回 MLB キューバ選手との契約を自由化へ2015年02月09日
【目次】
5位 松井秀喜氏が横浜DeNAキャンプを視察!フリー打撃では一発も! /4位 フリオ・フランコがBC・石川の監督に!
3位 松坂大輔がファンの前でブルペン解禁 /2位 斎藤佑樹、2回1失点も仕上がりの良さをアピール
1位 MLB キューバ選手との契約を自由化へ
3位 松坂大輔がファンの前でブルペン解禁
2月5日(木)、福岡ソフトバンクホークスの松坂大輔投手がブルペンでの投球をファンの前で公開した。

松坂大輔がファンの前でブルペン解禁
ブルペン入りするたびにこれほど大きくニュースになる選手もいないだろう。これまでキャンプの報道を見ると、松坂の一挙手一投足を見逃さないように、松坂が動き出せば、各社も一緒に動く姿が見られ、注目度でいえば、今年の日本人ではトップ。巨人以外の選手がこれほど話題を集めることはなく、例年にはない過熱ぶりである。
昨年、MLBで先発・中継ぎを中心に、34試合に登板。ずば抜けた成績を残したとは言い難く、先発に復帰し、1年間ローテーションを守ることができるかが、懸念材料に挙げられているが、やはり日本での実戦の投球を見ないと判断は出来ない。日本のマウンドに適応した姿を見せることができるか。
2011年にトミージョン手術をした後、球速は140キロ後半に落ちたが、ケガ前にはなかったカーブを使って緩急を意識した投球がみられ、若い時代とはまた違う投球スタイルを見せているのを見ると、NPBのスタイルに適応するために、いろいろ試行錯誤することになるだろう。
一つの結果に一喜一憂せず、徐々に調子を上げていく投球を見せることを見守っていく姿勢が大事ではないだろうか。今年は、「やはり松坂はすごい」と思わせるパフォーマンスをぜひ見せてほしい。
<松坂 大輔投手の経歴>
第80回記念高等学校野球選手権大会 優勝
第70回記念選抜高等学校野球大会 優勝
新人王(1999年)、最多勝3回(1999年-2001年)、最多奪三振4回(2000年、2001年、2003年、2005年)、最優秀防御率2回(2003年、2004年)
【関連コラム】 松坂大輔の現在地
2位 斎藤佑樹、2回1失点も仕上がりの良さをアピール
2月8日(日)、今年5年目の斎藤 佑樹投手が紅白戦で先発。2回を投げて1失点だった。斎藤の投球内容を振り返る。

斎藤佑樹、2回1失点も仕上がりの良さをアピール
1失点したが、内容自体は良く、今年はかなり期待が出来る内容だった。というのも、根本であるストレートの威力、コントロールが去年と比べるとかなり良いのだ。
1番・西川 遥輝には失策で出塁を許したが、続く打者を併殺に打ち取ると、3番谷口 雄也はカットボールで中飛に打ち取り、無失点スタートを切る。2イニング目は新外国人・レアードは遊ゴロ失策で出塁を許し、近藤 健介に中前安打を打たれ、無死一、三塁のピンチを招く。石川慎吾を右犠飛に打ち取り、大嶋匠は二ゴロに打ち取り、二死二塁に。松本 剛は三塁内野安打。この間に二塁走者が本塁へ突っ込むが、アウトとなり、スリーアウトとなった。斎藤は予定通り2回で降板し、1失点だった。ただ失策絡みの1点で、内野ゴロに打たせたり、詰まらせることができていたので、内容は良かった。
2013年に肩の故障で、一軍登板が僅か1試合に終わった。だが、斎藤は故障を乗り越え、2014年には、6試合に登板。2012年以来の先発勝利を挙げるなど、復調の兆しを感じさせる内容を見せていた。そして自主トレでは充実したトレーニングを送り、順調な仕上がりを見せている報道がされていた。そしてこの日の登板内容はストレートが低めに集まり、またツーシーム、縦の変化球、スライダーともにコントロールされており、首脳陣にしっかりとアピールが出来る内容であった。
ぜひ今年こそローテーション入りを果たし、1年間活躍を見せ、ドラフト1位で獲得するに相応しい実績を残すことができるか注目である。
<斎藤 佑樹投手の経歴>
早稲田実業、早稲田大、北海道日本ハムファイターズ(2011年~)
第88回高等学校野球選手権優勝
第78回選抜高等学校野球大会出場
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- 編集長 河嶋 宗一
- 出身地:千葉県
- ■ 現場第一主義。球児に届けたい情報とあれば日本だけでなく海外まで飛び回る。
- ■ 編集長であり、ドットコムのスカウト部長と呼ばれ、日本全国の隠れた名選手を探索。
- ■ 幅広いアンテナと鋭い観察力でダイヤの原石を見つけだす。
- ■ 編集部の理論派として、今日も球場に足を運ぶ。
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