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第84回 大谷翔平が投げては155キロ、打っては初打席初本塁打!2015年02月16日
今週のWeekly TOP5!
キャンプも第3クールに突入し、実戦が多くなりました。今週は野球人生をかける男たちをピックアップしました。2/9~2/15の中からピックアップした5つのニュースをチェック!
※NPBの選手成績はシーズン終了後の成績です。
【目次】
5位 阪神・玉置隆が3回8奪三振でアピール /4位 新井貴浩が紅白戦の初打席で初本塁打!
3位 大田泰示が紅白戦で本塁打を放ち、猛アピール /2位 東北楽天・片山博視が投手から野手に転向
1位 大谷翔平が投げては155キロ、打っては初打席初本塁打!
5位 阪神・玉置隆が3回8奪三振でアピール

阪神・玉置隆が3回8奪三振でアピール
2月14日(土)、阪神の玉置隆投手が、ハンファ戦に登板し、3回8奪三振の快投で、首脳陣にアピールした。
阪神にとって若手投手の活躍は不可欠。活躍している投手の年齢層が高く、エースとして活躍している藤浪 晋太郎が高卒3年目。30代と藤浪の間で、活躍している中堅投手は今年、先発に挑戦する金田 和之のみと、この間に中堅と呼ばれる投手の活躍が少ないのだ。それこそプロ11年目の玉置にかかる期待は大きい。ファームでは主に中継ぎとして活躍する玉置は、昨年44試合に登板し、3勝3敗9セーブ、防御率2.50と活躍を見せている。だが一軍登板は僅か5試合登板。
通算18試合を投げて、0勝0敗、防御率1.80、25イニング、25奪三振と残している数字は悪くない。だが一軍定着するには、強烈な武器を残していかないとならない。そこで玉置は、プレートを三塁側から一塁側へ踏むようになった。一塁側へ踏むことで、右打者の懐へ向かっていく球筋が多くなるので、内角が生きる。玉置はシュートを武器にするので、その利点を生かしたということだろう。その結果が、3回8奪三振と結果になって表れた。
今年は勝負の1年。少ないチャンスをモノに出来るか、注目をしていきたい。
市立和歌山商(現・市立和歌山)-阪神タイガース(2005年-)
4位 新井貴浩が紅白戦の初打席で初本塁打!
2月14日(土)、新井貴浩選手が紅白戦に出場し、初打席初本塁打を放ち、首脳陣へアピールした。

新井貴浩が紅白戦の初打席で初本塁打!
カープ愛を貫いて、阪神時代の年俸を10分の1になりながらも移籍を決断した新井貴浩。かつて2005年に本塁打王に、2010年には打点王を獲得するなど、セ・リーグを代表するスラッガーとして活躍し続けてきた新井だが、ここ数年、ベンチにいることが多く、去年は6年ぶりに100試合を割り、94試合にとどまった。3本塁打、31打点、打率.244と新井らしい数字ではなかった。昨年オフ、阪神は2億2000万から大減俸となる7000万が提示していた。しかし新井は阪神を退団して、古巣の広島に戻った。年俸は10分の1の2000万だ。それでも広島で選手として競争したいという思いが強かったのだろう。
そんな新井にとって、キャンプではベテランのようなマイペースな調整はしない。若手と同じく結果にこだわり、虎視眈々とレギュラーの座を奪う気持ちである。それが初打席初本塁打として、出たのだ。直後の打席はフェンス直撃の二塁打を放つなど、首脳陣へ大きくアピールした新井。今年1年はどんな1年で過ごしていくのだろうか。
<新井貴浩選手の経歴>広島工-駒澤大-広島東洋カープ(1999年-2007年)-阪神タイガース(2008年-2014年)-広島東洋カープ(2015年-)
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- 編集長 河嶋 宗一
- 出身地:千葉県
- ■ 現場第一主義。球児に届けたい情報とあれば日本だけでなく海外まで飛び回る。
- ■ 編集長であり、ドットコムのスカウト部長と呼ばれ、日本全国の隠れた名選手を探索。
- ■ 幅広いアンテナと鋭い観察力でダイヤの原石を見つけだす。
- ■ 編集部の理論派として、今日も球場に足を運ぶ。
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