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第85回 新入団の黒田博樹がチームに合流!2015年02月23日

【目次】
5位 カラバイヨがオリックスに復帰 /4位 横浜DeNA・倉本寿彦が2点適時打デビュー!
3位 抑え候補の松井裕樹が2回3奪三振の好投 /2位 高橋光成が最速152キロデビュー!
1位 新入団の黒田博樹がチームに合流!
今週のWeekly TOP5!
キャンプも打ち上げたチームもあり、オープン戦が開幕!新戦力、また新たなポジションで活躍する選手をピックアップしました。2/16~2/22の中から選んだ5つのニュースをチェック!
※NPBの選手成績はシーズン終了後の成績です。
5位 カラバイヨがオリックスに復帰

カラバイヨがオリックスに復帰
2月16日(月)、オリックスは入団テストを行っていたフランシスコ・カラバイヨ選手の獲得を発表。
BCでのパフォーマンスは、圧巻だった。2013年は打率.366、24本塁打、63打点。2014年は打率.396、33本塁打、87打点で三冠王を獲得。ちなみに2014年は63試合出場で、33本塁打。2試合に1本の確率で打っているのである。選手の成長は、レベルの高い環境でプレーすることも不可欠といわれる。カラバイヨにとってはさらに高みを目指すには、またとないタイミングだった。
2010年、2011年に2シーズン在籍していたオリックスでテストを受けることとなった。カラバイヨが守るポジションは一塁手。しかし一塁はDeNAから移籍したトニー・ブランコがいる。彼との争いになるが、ブランコは昨年、故障がちで、85試合にとどまった。今年も、1シーズンフルで戦える見通しは立てるとは限らない。そのリザーブとしてカラバイヨを獲得したのであろう。
カラバイヨにとっては、来年以降もNPBでプレーするには、勝負の1年になるだろう。与えられたチャンスのなかで、存在感を示していきたい。
<フランシスコ・カラバイヨ選手の経歴>ウースター・トルネードズ (2008年)-高知ファイティングドッグス (2009年)-群馬ダイヤモンドペガサス (2010年)-オリックス・バファローズ (2010 年-2011年)-ニュージャージー・ジャッカルズ (2012年)-群馬ダイヤモンドペガサス (2013年-2014年)-オリックス・バファローズ (2015年-)
4位 横浜DeNA・倉本寿彦が2点適時打デビュー!
2月21日(土)、横浜DeNAのルーキー・倉本寿彦選手が阪神の藤浪晋太郎投手から2点適時打を放ち、上々のデビューを飾った。

横浜DeNA・倉本寿彦が2点適時打デビュー!
横浜期待の即戦力内野手・倉本寿彦。かつては横浜高の遊撃手として、春夏甲子園出場を果たしているが、決して目立った存在ではなかった。創価大に進学し、攻守ともに成長を果たし、ドラフト候補と注目されたが、指名は無く日本新薬へ。そこまでは攻守そつなくこなす遊撃手だった。
転機が訪れたのは日本新薬の2年目。かつて門田博光氏の指導を受けた。テーマは「強く振る」ことだった。そこから倉本は強打のスタイルに根差すことに。守備を重視した遊撃手だったが、プロを目指すために、自分の色を変えて、打撃を強化したのだ。
その取り組みは功を奏し、都市対抗で活躍を見せ、日本代表入り。そこでも、打撃面で存在感を示し、1年通して活躍。また守備力はさらに磨きがかかり、走攻守三拍子揃った遊撃手として注目される存在となった。
横浜DeNAの遊撃手には、倉本のような強打者は少ない。山崎からレギュラーの座を奪い取るか。または山崎がさらに攻守に磨きをかけていくか。2人が交互して伸びていけば、横浜の遊撃手争いはまた熾烈なものとなっていくだろう。野球はセンターラインが良い選手が多ければ、伸びやすい。競争の激しさから、チームが伸びていけば、横浜DeNAにとっても大きい。1年目から即戦力級として活躍することをファンは願っている。
<倉本寿彦選手の経歴>
横浜-創価大-日本新薬-横浜DeNAベイスターズ(2015年-)
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- 編集長 河嶋 宗一
- 出身地:千葉県
- ■ 現場第一主義。球児に届けたい情報とあれば日本だけでなく海外まで飛び回る。
- ■ 編集長であり、ドットコムのスカウト部長と呼ばれ、日本全国の隠れた名選手を探索。
- ■ 幅広いアンテナと鋭い観察力でダイヤの原石を見つけだす。
- ■ 編集部の理論派として、今日も球場に足を運ぶ。
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