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第85回 新入団の黒田博樹がチームに合流!2015年02月23日

【目次】
5位 カラバイヨがオリックスに復帰 /4位 横浜DeNA・倉本寿彦が2点適時打デビュー!
3位 抑え候補の松井裕樹が2回3奪三振の好投 /2位 高橋光成が最速152キロデビュー!
1位 新入団の黒田博樹がチームに合流!
3位 抑え候補の松井裕樹が2回3奪三振の好投

抑え候補の松井裕樹が2回3奪三振の好投
まだプロ1年目。ローテーションをしっかりと投げきるのは稀であり、松井が残した1年目の実績は素晴らしいものだ。今年も先発を目指すのであれば、7回~8回まで試合を作れる投手になれるか。まだ20歳、1年ずつ先発投手として成長することができればと考えるが、大久保監督は中継ぎの適性として最大限に評価して、セットアッパーで投げさせることを起用することを決めたのだ。
松井は、昨年、116回を投げて、126奪三振。三振が奪える投手であり、1イニング目の投球は素晴らしく、制球の乱れもほとんどない。球数、イニングを投げることを考えずに、全力投球することを専念すれば、強力な中継ぎになる可能性は十分に秘めている。さらに松井は被本塁打が2本。本塁打も打たれづらい。先発投手として台頭するのを待つより、松井の適性を考えて起用したほうが、チームとして見返りが大きいのは確かである。
今年のクローザーは、昨年まで、広島東洋カープに在籍していたキャム・ミコライオになる可能性が高く、松井裕はしっかりとポジションを確約すれば、8回に任されることになるだろう。高卒2年目で絶対的な中継ぎ投手に成長すれば、チームにとっても、松井裕にとっても大きいだろう。驚異的な奪三振率を稼ぎ出す投手になれるか注目をしていきたい。
<松井 裕樹投手の球歴>
桐光学園-東北楽天ゴールデンイーグルス
2012年夏 第94回高校野球選手権出場 1回戦 桐光学園対今治西 大会記録更新!! 松井 裕樹圧巻の22奪三振!!
第26回18U世界野球選手権出場
2位 高橋光成が最速152キロデビュー!
2月18日(水)、阪神との練習試合に登板した埼玉西武ドラフト1位の髙橋 光成投手が先発登板。1回を投げて無失点。この時期としては異例な最速152キロをマークして、首脳陣を驚かす活躍を見せた。

高橋光成が最速152キロデビュー!
春の時期で、スピードが出る投手は、冬の間にトレーニングをしっかりと行い、技術的に大きなポイントを掴んだ証拠である。高橋光成は、高校野球を終えて、キャンプの間、弛まずに練習をしてきたのが、この練習試合の内容から伺えるのではないだろうか。
高橋光は高校2年からフォームを変えた。今までは捕手方向に向かって、真っ直ぐグラブを伸ばして、打者寄りでリリース。しっかりとコントロールをしながら投球を組み立てていたが、高校3年からグラブを高く掲げて、真っ向から振り下ろすフォームとなった。いわゆる角度を意識している。
さらにプレートをしっかりと押さえ付けてから、軸足を強く蹴り上げるようになったことで、ストレートも威力が伸び、まだ細さが見えた高校2年の時に比べて、がっしりと逞しくなった。着実にレベルアップを果たしていたのだ。
今年1年はプロで通用する土台作りだろう。だが、ここまで予想以上に速い成長は見せているので、周囲を驚かす成績を残すかもしれない。思えば、甲子園優勝した時も、あっという間に駆け上がった印象がある。今年1年、どんなパフォーマンスを見せるのだろうか。
<髙橋 光成投手の経歴>
前橋育英-埼玉西武ライオンズ(2015年-)
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- 編集長 河嶋 宗一
- 出身地:千葉県
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- ■ 編集長であり、ドットコムのスカウト部長と呼ばれ、日本全国の隠れた名選手を探索。
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- ■ 編集部の理論派として、今日も球場に足を運ぶ。
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