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第86回 今年の18Uワールドカップは8月28日に開幕!2015年03月02日

【目次】
5位 福岡ドームが新たにホームランテラス席が作られる /4位 東京ヤクルトの2013年ドラフト1位右腕・杉浦稔大がローテ入りへ好投を見せる
3位 東北楽天の新人・入野貴大投手が3回無安打無失点!/2位 19歳のキューバ人内野手・モンカダがレッドソックスと37億4000万で合意
1位 今年の18Uワールドカップは8月28日に開幕!
今週のWeekly TOP5!
3月に入り、オープン戦も連日開催中!新戦力のニュースはもちろんですが、日本球界、メジャー球界で大きな動きがありました。2/16~2/22の中から選んだ5つのニュースをチェック!
※NPBの選手成績はシーズン終了後の成績です。
5位 福岡ドームが新たにホームランテラス席が作られる

福岡ドームが新たにホームランテラス席が作られる
2月27日(金)、福岡ソフトバンクホークスは、本拠地ヤフオクドームの外野の新シート「ホームランテラス」を一般公開した。
左中間、右中間に新しく設置されたホームランテラス。それにより左中間が昨年に比べ、狭くなった。そしてフェンスが1.6メートル低い4.2メートルへ変更。両翼、バックスクリーンの広さは去年と同じだが、左中間へのフライが本塁打になるので、昨年よりも、打撃戦が多くなることが予想される。どちらかというと投手有利な球場だったが、フェンスが低くなったことで、野手は心理的に楽になるだろう。そういう心理は打撃面でプラスに働き、今年の福岡ヤフードームの野球は大きく変わっていくと考えられる。
狭くしたきっかけは、打撃力を全面に押し出していきたい考えからだろう。昨年のチーム打率.280はリーグトップ。しかし本塁打は4番目の95本塁打だった。能力が高い選手が揃って、内川聖一、柳田悠岐、イデホとパワーあふれる打者が揃っていて、100本塁打を超えないのは、球場による影響が大きいだろう。今年は本塁打の増大は間違いなく、100本塁打以上を超える可能性は高い。またそれによって失点する確率も高くなり、昨年のチーム防御率3.25はリーグ2位だが、狭くなることで、失点も増大し、防御率の悪化も考えられる。本塁打を少なくするために、投手陣はゴロを打たせる投球がより求められていくだろう。
この1年、どんな結果が待ち受けているのか。とても興味深い1年になりそうだ。
4位 東京ヤクルトの2013年ドラフト1位右腕・杉浦稔大がローテ入りへ好投を見せる
3月1日(日)、東京ヤクルトの杉浦 稔大投手が巨人とのオープン戦で登板。3回1失点の好投で、開幕ローテーション入りへ前進。昨年2月のキャンプ中に離脱し、わずか2勝に終わった2013年のドラフト1位右腕は期待に応える活躍をみせるか。

東京ヤクルトの2013年ドラフト1位右腕・杉浦稔大がローテ入りへ好投を見せる
杉浦 稔大にとって今年は結果を残さなければならない1年になる。東京ヤクルト、福岡ソフトバンクの2球団の競合の末、東京ヤクルトに1位指名を受け、即戦力として期待されたが、右ひじの靭帯を切り、戦線離脱。7月から復帰し、一軍4試合に登板して、2勝2敗。23イニングで28奪三振を奪うなど、三振が取れる右腕として今季に期待を残す投球を見せていた。
杉浦の特徴は、球速表示以上の伸びのあるストレート。球持ちが良く、140キロ~145キロ前後でも空振りが奪え、何より内外角へのコントロールが非常に良い。そのストレートがあって、キレのある変化球も生きて、好調時には幅広い投球が出来るのだ。
そして3月1日の巨人戦では3回裏から2番手として登板。1イニング目は犠飛により1点を失うが、140キロ前後のストレート、スライダー、フォークをテンポ良く投げ分け、4回、5回と三者凡退に締め、計3回を投げて1失点と安定した投球を見せていた。
2年連続の最下位に終わった東京ヤクルトにとって、投手力強化が不可欠。それだけに、杉浦の台頭は不可欠で、先発ローテーション入りして、年間通して投げてもらいたい願いがあるだろう。新人王資格がある杉浦。新人王クラスの投球を示すことが出来れば、東京ヤクルトを浮上させる大きな原動力となるはずだ。
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- 編集長 河嶋 宗一
- 出身地:千葉県
- ■ 現場第一主義。球児に届けたい情報とあれば日本だけでなく海外まで飛び回る。
- ■ 編集長であり、ドットコムのスカウト部長と呼ばれ、日本全国の隠れた名選手を探索。
- ■ 幅広いアンテナと鋭い観察力でダイヤの原石を見つけだす。
- ■ 編集部の理論派として、今日も球場に足を運ぶ。
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