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第92回 MLB最強クローザー・キンブレルがトレードでパドレスへ移籍!2015年04月13日

【目次】
5位 マートンが阪神助っ人最多704戦出場を果たす/ 4位 東京ヤクルトが新記録となる開幕から14試合連続3失点以下を記録
3位 法政大・森田駿哉が史上3人目の1年春開幕投手勝利 /2位 田口麗斗がプロ初登板プロ初先発プロ初勝利!
1位 MLB最強クローザー・キンブレルがトレードでパドレスへ移籍!
3位 法政大・森田駿哉が史上3人目の1年春開幕投手勝利

法政大・森田駿哉が史上3人目の1年春開幕投手勝利
4月11日(土)、東京六大学野球が開幕。法政大の開幕投手は1年生の森田 駿哉(富山商出身)、森田は6回無失点の好投で、開幕戦を勝利。史上3人目となる1年生開幕投手勝利であった。
昨年の高校生ではトップクラスの実力を誇った森田。180センチの長身から投げ込む常時140キロ台の速球、切れ味鋭いスライダー、チェンジアップをコントロールよく投げ分ける投球がはまると太刀打ちできるチームはほとんど少なく、甲子園では2試合連続完封を成し遂げ、甲子園ベスト16まで進出したのも十分に伺える投球内容だった。そんな森田がプロ志望届を提出するか、非常に注目が集まったが、彼はプロを志望せず、法政大学へ選択した。今でも志望届を出せば、上位に指名された声が多くある。
大学へ進んで正しかったかを証明するには、一歩ずつ成長する姿を見せるしかない。森田は大学に合流してからも、着実に自分の実力を磨き続け、全国から逸材が集まる法政大学。その投手陣の競争を勝ち抜いて、開幕投手の座を掴んだのだ。相手は横尾 俊建、谷田 成吾など強打者が集う慶應義塾打線相手に快投を見せる。6回を投げて10奪三振に抑える好投で、1年春ながら開幕投手を務め勝ち投手に。この記録は、斎藤 佑樹以来の記録となった。
今後、森田は六大学に歴史に名を残す投球を見せ、そしてドラフト上位候補に挙がる存在になっていくか注目である。
2位 田口麗斗がプロ初登板プロ初先発プロ初勝利!
4月11日(土)、巨人の田口 麗斗選手が、プロ初登板。2回に先制されたが、その後、逆転に成功し、7回1失点の勝利で勝利。巨人では10代のプロ初登板プロ初先発プロ初勝利は史上7人目の快挙だ。

田口麗斗がプロ初登板プロ初先発プロ初勝利!
高校時代は甲子園未出場ながら、AAA世界選手権に出場。左腕から投げ込む常時140キロ~145キロ前後の速球、キレのある縦横のスライダー、打者の内角へ強く攻める度胸の強さ、メンタルの強さなどもろもろハイレベルな投手であった。
1年目からファームで7試合を投げて2勝を上げ、防御率1.77と抜群の安定感を示すと、そして今年は一軍で3試合を投げて2勝、防御率0.44と抜群の安定感を示していた。このまま二軍でローテーション投手として投げていくかと思われたが、なんと一軍に抜擢。とても早い抜擢ともいえる。4月11日にデビューした田口。この日は、130キロ後半の速球、キレのあるスライダーを力強く投げ込む。2回に1点を奪われ、粘られることはあったものの、その後も立ち直って、ゲームメイク。そして5回裏に自身の適時打で勝ち越しに成功した。
田口は7回2失点の好投で、プロ初登板プロ初先発プロ初勝利と初物尽くしの1日となった。まさにシンデレラボーイの登場に、巨人は活気づき、12日の東京ヤクルト戦でも、新人の高木 勇人が3連勝するなど、新戦力が巨人を盛り上げている。さらに巨人の原動力となっていくのか、田口にとっては一流選手に駆け上がるチャンスにもなりそうだ。
<田口麗斗選手の経歴>
広島新庄-読売ジャイアンツ(2014年-)
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- 編集長 河嶋 宗一
- 出身地:千葉県
- ■ 現場第一主義。球児に届けたい情報とあれば日本だけでなく海外まで飛び回る。
- ■ 編集長であり、ドットコムのスカウト部長と呼ばれ、日本全国の隠れた名選手を探索。
- ■ 幅広いアンテナと鋭い観察力でダイヤの原石を見つけだす。
- ■ 編集部の理論派として、今日も球場に足を運ぶ。
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