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第102回 マックス・シャーザー(ナショナルズ)が今シーズン2人目のノーヒット・ノーラン!2015年06月22日

【目次】
5位 中日・杉山翔大がプロ初の3安打猛打賞で勝利に貢献 / 4位 バンデンハークが2連勝!ソフトバンクも首位に浮上!
3位 藤川球児が初登板!4回1失点!/2位 アレックス・ロドリゲスが史上29人目の通算3000安打を達成
1位 マックス・シャーザーが今シーズン2人目のノーヒット・ノーラン!
今週のWeekly TOP5!
ペナントレースが再開しましたが、NPB、独立リーグ、MLB球界で起きた5つのニュースをピックアップ!今週も大記録がありました。
※NPBの選手成績は6月21日(日)までの成績です。
5位 中日・杉山翔大がプロ初の3安打猛打賞で勝利に貢献

中日・杉山翔大がプロ初の3安打猛打賞で勝利に貢献
6月21日(日)、中日の杉山 翔大選手が巨人戦で4打数3安打を放ち、勝利に貢献している。
3年目にして正捕手の座を掴もうとしている。東総工時代は、抜群のスピードを誇る強肩捕手としてドラフト候補に挙がっていたが、高卒プロではなく、早稲田大へ進学。1年、2年は捕手として起用されていたが、3年以降、出場機会を落とし、捕手以外で出場することもあった。杉山にとって屈辱的だったが、4年は一塁手としてプレー。打撃面で活躍を見せ、2012年春には5本塁打、2012年秋には戦後13人目の三冠王を獲得し、中日ドラゴンズ4位指名。その打撃力を高く期待されたが、1,2年目はケガでチャンスをつぶし、二軍暮らし。
今年から一軍昇格を果たし、5月20日にプロ初安打を記録。ちょうどプロ初安打を打った日が現在、多古で監督を務める高校時代の恩師・迫屋昇二氏の誕生日だったこともあり、粋なプレゼントになったようだ。ここまで捕手としては、松井雅人の47試合、谷繁元信選手兼任監督の16試合に次ぐ、14試合に出場。徐々に試合出場を増やしている。だが不動の正捕手に定着するには、まだ覚えなければならないものが多い。とはいえ、長年、谷繁監督が続いてきた中日の捕手事情。後継者不足に悩んでいた球団は杉山の台頭は球団にとって願っていること。いずれ杉山が中日にはなくてはならない捕手に成長を果たすか。今シーズンのプレーに注目だ。
4位 バンデンハークが2連勝!ソフトバンクも首位に浮上!
6月21日(日)、福岡ソフトバンクのリック・バンデンハーク投手が北海道日本ハム戦に先発し、7回2失点13奪三振の好投で2連勝となった。

バンデンハークが2連勝!ソフトバンクも首位に浮上!
入団当時から150キロ級の速球とキレのある変化球を武器にオープン戦でも好投を見せていたバンデンハークだが、3月に故障があり、開幕二軍。二軍でも好投を続けるものの、外国人枠の問題で中々一軍に上がることができなかった。だがバンデンハークは腐らずに調整を進めてきた。そしてめぐってきた一軍のチャンスで、6月14日の広島戦に先発し、6回2失点の好投。さらに投球回を上回る7奪三振を取り、来日初登板初勝利。そして21日の北海道日本ハム戦が圧巻だった。150キロを超える速球、縦に鋭く落ちる変化球で7回13奪三振。中田 翔、大谷 翔平から3三振を奪うなど、北海道日本ハムに強烈なダメージを与える投球であった。
これほど素晴らしい投球を見せたバンデンハークだが、枠の関係で登録抹消。他球団からすれば非常に贅沢な起用である。このままパワフルなピッチングを続ければ、長く日本でプレーできる投手であることは間違いない。
<リック・バンデンハーク投手の経歴>
フロリダ・マーリンズ (2007年-2010年)-ボルチモア・オリオールズ (2010年-2011年)-ピッツバーグ・パイレーツ (2012年)-三星ライオンズ (2013年-2014年)-福岡ソフトバンク(2015年-)
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- 編集長 河嶋 宗一
- 出身地:千葉県
- ■ 現場第一主義。球児に届けたい情報とあれば日本だけでなく海外まで飛び回る。
- ■ 編集長であり、ドットコムのスカウト部長と呼ばれ、日本全国の隠れた名選手を探索。
- ■ 幅広いアンテナと鋭い観察力でダイヤの原石を見つけだす。
- ■ 編集部の理論派として、今日も球場に足を運ぶ。
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