第110回 岩隈久志(マリナーズ)が日本人2人目のノーヒット・ノーラン達成!2015年08月17日

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ウィークリートップ5

【目次】
5位 山中浩史(東京ヤクルト)がプロ初完封/ 4位 和田一浩(中日)が両リーグ1000安打
3位 松井稼頭央(東北楽天)が史上最速の400二塁打/2位 藤浪晋太郎(阪神)が松坂大輔以来となる高卒投手 3年連続二桁勝利
1位 岩隈久志(マリナーズ)が日本人2人目のノーヒット・ノーラン達成!

 今週のWeekly TOP5!今週は投手を中心に快挙が多かった1週間でした。その1週間を詳しく振り返っていきます
※NPBの選手成績は8月16日(日)までの成績です。

5位 山中浩史(東京ヤクルト)がプロ初完封

山中浩史(東京ヤクルト)がプロ初完封

8月11日(火)、山中浩史投手が広島戦で完封勝利を挙げた。

 まさに移籍をして活躍の場を見出した選手だろう。2012年秋にドラフト指名された時、山中は27歳。このまま社会人で続けても、一流投手であり続けただろう。だが山中が選んだ先はハイレベルな環境だった。通用しなかったらそこまで。覚悟を決めてプロ入りした山中だったが、1年目は17試合に登板するが、防御率5.57、さらに2年目の途中に東京ヤクルトに移籍するが、いずれも結果を残せず、がけっぷちの立場であった。

 このまま結果を残せなければ戦力外もよぎったこの1年は山中を変貌を遂げる。高津投手ko-tiの助言で、リリース時の手首の向きを変えて、球速も130キロ台を計測し、さらにスライダーのキレもアップし、6月12日は同じサブマリンの牧田和久(埼玉西武)に投げ勝ち、その後は東京ヤクルトのローテーション入りし、ここまで負けなしの投球である。

 アンダースローという希少性に加え、さらに技術的な修正で、活躍するコツをつかんだ山中。野球人生、どんなめぐり合わせがあるか分からないと感じさせる選手である。ぜひこのまま飛躍してほしい。

<山中浩史投手の経歴>必由館─九州東海大─Honda熊本─福岡ソフトバンク(2013年-2014年)-東京ヤクルトスワローズ(2014年-)

4位 和田一浩(中日)が両リーグ1000安打

 8月16日(日)、巨人戦で中前安打を放ち、両リーグ1000安打を達成した。

和田一浩(中日)が両リーグ1000安打

 遅咲きの強打者がまたも偉大な記録を達成した。大杉勝男、落合博満以来となる史上3人目となる快記録を達成した。今年は故障による出遅れもあったが、ここまで53試合に出場、3本塁打、18打点、打率.296と打率面で調子を上げてきた。 このままいけば、3割も行くだろう。和田が求められるのはチャンスでの勝負強さだろう。そこで求められるのが得点圏打率だ。4番を打つ和田。得点圏打率は.205と高い数字ではない。最下位から浮上を目指すためには和田自身、4番として打たなければならないと実感しているだろう。 年齢を感じさせない活躍を残りの試合を見せていけるか注目をしていきたい。

<和田一浩選手の経歴>
県立岐阜商-東北福祉大-神戸製鋼-西武ライオンズ(1997年-2007年)-中日ドラゴンズ(2008年-)
【独占インタビュー】中日ドラゴンズ 和田 一浩選手

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プロフィール

河嶋宗一
副編集長 河嶋 宗一
  • 出身地:千葉県
  • ■ 現場第一主義。球児に届けたい情報とあれば日本だけでなく海外まで飛び回る。
  • ■ 副編集長、またドットコムのスカウト部長と呼ばれ、日本全国の隠れた名選手を探索。
  • ■ 幅広いアンテナと鋭い観察力でダイヤの原石を見つけだす。
  • ■ 編集部の理論派として、今日も球場に足を運ぶ。

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