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第112回 前田健太(広島東洋カープ)が6年連続の二桁勝利!2015年08月31日

【目次】
5位 吉川光夫(北海道日本ハム)が3年ぶりの10勝/ 4位 釜田佳直(東北楽天)が716日ぶりの勝利
3位 上林誠知(福岡ソフトバンク)、プロ初本塁打が逆転満塁本塁打!/2位 田中将大(ヤンキース)が2年連続の10勝!
1位 前田健太(広島東洋カープ)が6年連続の二桁勝利!
3位 上林誠知(福岡ソフトバンク)、プロ初本塁打が逆転満塁本塁打!

上林誠知(福岡ソフトバンク)、プロ初本塁打が逆転満塁本塁打!
8月25(火)、福岡ソフトバンクの上林 誠知選手がプロ初本塁打となる逆転満塁本塁打を放った。
仙台育英から好打者として鳴らしてきた上林誠知。だがプロに入って格段の成長を見せている。1年目は三軍で実戦経験を積み、2年目から二軍での出場が増え始め、75試合を出場して、打率.333、8本塁打、35打点、13盗塁と一発も打てて、巧打も打てて、盗塁も狙える。上林らしいパフォーマンスを見せていた。
そして迎えた8月25日の千葉ロッテ戦。上林は第1打席で左前安打。プロ入り7打席目にして初安打を記録すると、3打席目だった。インローの148キロのストレートを振り抜いてライトスタンドへ飛び込む本塁打。高卒2年目とは思えない打撃技術の高さであった。まだレベルの高い一軍投手の攻めに苦しみ、現在は16打数3安打、打率.188だが、この経験が9月になっていきるか。来シーズンになっていきてくるか。いずれにしても、ホークスにとっては楽しみな左の好打者が出てきたことは間違いない。
2位 田中将大(ヤンキース)が2年連続の10勝!
8月28日(土)、田中 将大投手がブレーブス戦に先発し、7回3失点の好投で、今季10勝目を手にした。

田中将大(ヤンキース)が2年連続の10勝!
今季の田中は一進一退の投球が続いていた。150キロ前後のストレート、スプリット、カットボール、ツーシームとコマンド良く投げ分ける投球ができれば、完璧に抑えるものの、しかし少しでも制球が乱れると打ち込まれるパターンがあった。そこで田中はフォームのメカニックの狂いを正すことができるかに苦労してきたシーズンであった。だがそれでも最善の調整をして、1年間ローテーションを守り切っているのは素晴らしい。
10勝目を挙げた試合は、最速151キロを計測するなど、ストレートが走り、変化球とのコンビネーションも嵌って、7回を投げて球数はちょうど100球。さらに7奪三振と、三振を多く取れる田中らしい投球であった。
9月に入るが、残り試合も少なくなった。現在、ヤンキースはブルージェイズを1.5ゲーム差で追う2位。地区優勝を目指すヤンキースにとって、田中にかかる期待は大きい。どれだけ勝ち星を積み上げることができるか。昨年、後半戦で離脱した悔しさを取り返すつもりだ。
<田中 将大選手の経歴>独占インタビュー 2013年3月2日公開
駒大苫小牧、東北楽天ゴールデンイーグルス(2007年~2013年)、ニューヨークヤンキース
第77回選抜高等学校野球大会 2回戦
第87回全国高等学校野球選手権大会 優勝
第88回全国高等学校野球選手権大会 準優勝
NPBでのタイトル
最多勝利:2回 (2011年、2013年)
最優秀防御率2回 (2011年、2013年)
最多奪三振:1回 (2012年)
最高勝率:2回(2011年、2013年)
最優秀選手:1回(2013年)
パ・リーグ新人王(2007年)
沢村賞:2回(2011年、2013年)
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- 編集長 河嶋 宗一
- 出身地:千葉県
- ■ 現場第一主義。球児に届けたい情報とあれば日本だけでなく海外まで飛び回る。
- ■ 編集長であり、ドットコムのスカウト部長と呼ばれ、日本全国の隠れた名選手を探索。
- ■ 幅広いアンテナと鋭い観察力でダイヤの原石を見つけだす。
- ■ 編集部の理論派として、今日も球場に足を運ぶ。
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