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第8回 背番号2が永久欠番となる日2014年09月08日

アメリカには、MLBを始め、NBA、NFL、NHLなど多くのプロスポーツが存在するが、ヤンキースほど多くの永久欠番が存在するチームは他にはないだろう。
2番と6番が加わると全部で19人。MLBでみてもその数は圧倒的である。
ヤンキースの永久欠番は長い歴史を通してこれだけ多くのスター選手が所属してきたという証でもあるが、今年、田中 将大投手が加わったことで、現在この名門ヤンキースに3人の日本人選手が所属していることは、驚きすら覚える。
今年入団したばかりの田中投手も、いずれ時間が経ち、メジャーの中でも格別のチームであるヤンキースの立ち位置を肌で感じ始めたなら、キャプテン・ジータ選手の現役最後のシーズンに一緒にプレーできたことを、一生の宝と思うのではないかと思う。
今までヤンキースには、入団の順番から云うと、故伊良部 秀輝投手(背番号35番・14番)、松井 秀喜選手(55番)、井川 慶投手(29番)、黒田 博樹投手(18番)、イチロー選手(31番)、田中 将大投手(19番)と6人の選手が所属しているが、いずれは日本人選手がつけていた背番号が永久欠番に選ばれる時代もくるのかもしれない。
ヤンキースと7年間の大型契約を交わした田中投手には是非その期待に応えられるよう、そしてゆくゆくは19番が永久欠番になるような活躍をしてもらいたい。
(文・中薗麻衣)

- 中薗麻衣
- ニューヨーク在住6年目。現在、ニューヨークのTVプロダクションに勤務し、MLBをはじめNBA, NFLなどアメリカンスポーツ取材を2010年より行い、日本向けに、コラム執筆、取材リポート、映像編集、番組コーディネート業等、幅広く活動している。
NHKスポーツニュース番組、「おはよう日本」スポーツコーナーMLBスプリングトレーニング等他多数。週刊ダイヤモンドオンライン「アメリカンスポーツビズの歩き方」コラム執筆、週刊NY生活「MLBコラム」、週刊NY生活TV、テレビ東京「海外いくならこーでね~と!」出演など。
- twitter:@Maia_K_Nakazono
- ニューヨーク在住6年目。現在、ニューヨークのTVプロダクションに勤務し、MLBをはじめNBA, NFLなどアメリカンスポーツ取材を2010年より行い、日本向けに、コラム執筆、取材リポート、映像編集、番組コーディネート業等、幅広く活動している。
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