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第16回 田中将大、11勝目をマーク!「やっぱり勝つことが一番!」2015年09月04日

 現地時間9月2日、同じア・リーグ東地区に属するボストン・レッドソックスとの3連戦の3試合目に登板した田中 将大投手。
 登板前日、メディア向けの囲み取材では、 前回の中6日とは違って今回は中4日もない短い期間での登板であったが、コンディション作りは全然問題なく順調に仕上がっていると話していた。

シーズン残り1ヶ月の田中将大のマウンド

 9月に入り、レギュラーシーズンも残すところあと1ヶ月あまり。熾烈なプレーオフ争いを繰り広げる中で、田中投手自身も「いよいよ、シーズンの終わりがみえてきたというか、もうあと一ヶ月なんだという感じなので、最後もうひと頑張りというか、チーム一丸となって最後の一ヶ月間、戦っていけたらと思います」とコメント。

 田中投手は、この日ボストン相手に6回1/3を投げ、6安打4失点4自責1四球5奪三振1HR、防御率3.73、チームは13対8で勝利。この3連戦を2勝1敗と勝ち越し、田中投手は 今季11勝目(6敗)をあげた。

 田中投手は、初回、先頭打者のベッツ選手にグリーンモンスター直撃の二塁打を打たれ、二アウト二塁から4番オルティーズ選手に右中間のタイムリー二塁打で1失点、相手に先制される形で試合が始まった。
しかし、ヤンキースは2回表、すぐにバード選手の2ランホームラン(3号)とマーフィー選手のホームラン(2号)、ベルトラン選手の2ランホームラン(14号)などで一挙に8対1と逆転に成功、田中投手を大きく援護した。

 田中投手は2回以降、落ち着いた投球でレッドソックス打線を抑え、5回に犠牲フライで1点、6回はボガーツ選手にソロホームランを打たれて1失点となるが、6回まで12対3の大量リードで7回もマウンドに上がり、7番ホルト選手をセンターフライに打ち取ったあとスワイハート選手を四球で歩かせたところで降板となった。
その後ヤンキースは点差も大きく開いていたこともありウィルソン投手やミッチェル投手などの若手もマウンドに送ったが、レッドソックスに連打されたこともあって、要所ではベタンセス投手と9回にはミラー投手を使わざる得ない状態で勝利をおさめた。

 試合後、田中投手は試合を振り返って、チームも大量得点が入り大きな援護となったことで、ランナーを背負って苦しい場面でも、そこまで苦しさを感じることはなかったと思うと話し、相手のボストンもチャンスで初球を打ち上げるなど、力を入れて投げる場面もなかったと振り返った。
この日の球種の感触については、カットボールは良く、スライダーもそこそこで、カーブでもカウントを取れていたと思うし、そこまで悪い登板ではないと思うが、失点の仕方もあり、点を取られているから決して良い登板ではないと話していた。

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プロフィール

中薗麻衣
中薗麻衣
  •  ニューヨーク在住6年目。現在、ニューヨークのTVプロダクションに勤務し、MLBをはじめNBA, NFLなどアメリカンスポーツ取材を2010年より行い、日本向けに、コラム執筆、取材リポート、映像編集、番組コーディネート業等、幅広く活動している。

     NHKスポーツニュース番組、「おはよう日本」スポーツコーナーMLBスプリングトレーニング等他多数。週刊ダイヤモンドオンライン「アメリカンスポーツビズの歩き方」コラム執筆、週刊NY生活「MLBコラム」、週刊NY生活TV、テレビ東京「海外いくならこーでね~と!」出演など。

  • twitter:@Maia_K_Nakazono

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