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第17回 田中将大、8回1失点の好投!「自分の仕事を毎試合、毎回やるだけ」2015年09月09日

 現地時間9月8日、ボルチモア・オリオールズ戦に登板した田中 将大投手。この登板の3日前に、奥様がご懐妊とのおめでたいニュースが発表となったばかり。
発表翌日に日本のメディアに向けに囲み取材に応じた田中投手は、「父親になるということに関してまだ、そこまでの実感というのはないですけど、これからの日々いろいろな変化も出てきて実感していくんだなとなんとなく思っています」と終始にこやかに取材に応じていた。

ボルチモア・オリオールズ戦、4回までパーフェクトピッチング!

 そのおめでたニュース後の登板。相手はア・リーグ東地区のボルチモア・オリオールズ。田中投手は登板前日の囲みでも、「相手のオリオールズは、打線も間違いなくいいチームなので、投げるのは毎回タフだとは思いますけども、しっかりと抑えていって、チームの勝利につながる投球が出来ればいいと思います」と話していた。

 レイバーデーが過ぎ、暦の上では秋となったニューヨークだが、田中投手が登板するこの日は日中の最高気温が34度となり、夜7時の試合開始時でも気温は30度と気温が下がらない中での登板。田中投手は、この日104球を投げ、8回6安打1失点1自責1四球10奪三振(今季最多) と好投したにもかかわらず、味方の援護がなく同点での降板となり、 勝敗はつかず11勝6敗のままとなった。

 田中投手の登板内容は以下の通り。

 田中投手は4回まで全て三者凡退(5奪三振)のパーフェクトピッチング、5回に先頭のデービス選手をストレートの四球で出塁させ、続く5番パレデス選手、6番スコープ選手をともに空振り三振に打ち取るが7番ウィータース選手に内野安打を許し、ノーヒットの夢は消え、ランナー一、三塁のピンチを迎えた。

 しかし続く8番ハーディ選手を6球目でセカンドフライに打ち取り、無失点で切り抜けマウンドでガッツポーズ。味方もオリオールズの先発ゴーズマン投手に抑えられ0対0で迎えた6回表、田中投手は先頭の9番フラハティ選手に3-2からの6球目93マイルの直球をライトスタンドに運ばれ先制を許す形となるが、後続は打ち取って1失点止まりでイニングを終えた。

 その裏ヤンキースの先頭打者4番ロドリゲス選手がレフトへホームラン(30号)を放ち1対1の同点とし、ゴーズマン投手をマウンドから下ろした。
5回以降ボールが先行する投球となった田中投手だが、7回8回もヒットを打たれながらも要所を締める粘りのピッチングで追加点を与えず辛抱強く味方の援護を待った。そして8回を投げきったところで同点まま降板した。

 試合は田中投手からマウンドを引き継いだシュリーブ投手が9回、先頭のデービス選手にホームラン(41号)を打たれて2対1と勝ち越され、ヤンキースが敗れた。

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プロフィール

中薗麻衣
中薗麻衣
  •  ニューヨーク在住6年目。現在、ニューヨークのTVプロダクションに勤務し、MLBをはじめNBA, NFLなどアメリカンスポーツ取材を2010年より行い、日本向けに、コラム執筆、取材リポート、映像編集、番組コーディネート業等、幅広く活動している。

     NHKスポーツニュース番組、「おはよう日本」スポーツコーナーMLBスプリングトレーニング等他多数。週刊ダイヤモンドオンライン「アメリカンスポーツビズの歩き方」コラム執筆、週刊NY生活「MLBコラム」、週刊NY生活TV、テレビ東京「海外いくならこーでね~と!」出演など。

  • twitter:@Maia_K_Nakazono

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