第2回 山田 正雄  北海道日本ハムファイターズGMに聞く!Vol.22014年10月28日

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【目次】
[1]山田GMがみた高校時代の大谷選手の凄味
[2]チームを強くするには、4・5・6位でいい選手を狙っていく
[3]捕手・大野奨太を1位指名した先見力
[4]1日4試合、スカウティングレポート8枚!

1日4試合、スカウティングレポート8枚!

――以前ですが、北海道日本ハムのスカウトは見た試合のスターティングメンバー全員のレポートを提出している、という話を聞いたことがあります。

山田 僕らが入った30年ぐらい前ですね、それはもう当時の北海道日本ハムのスカウトは大変だったんです。その日のスタメン1人ひとりに対するコメントを書いて、それを会社に提出していたんですから。

――1人ひとりですか。スタメン9人全員?

山田 甲子園は4試合のときもあるでしょう。そうするとレポート8枚ですよ。8枚書いていたら3時間ぐらいかかります。それを会社に出すものですから、あまり汚い字では書けないということもあって丁寧に書いて。そのストレスはすごかったです。

――今は?

山田 僕が責任者になってからはそれは無駄だと。その代わり、試合を見て気がついたことがあればパソコンでメールしてもらいます。

――1人の人が書かれたものを皆さんで共有するわけですか。それこそ、変なことは書けないわけですね。

山田 はい。変なこと書けないし、皆文章がうまいですよ。だから気をつけなきゃいけない。文章だけにだまされないように。作文能力が高いのがいるから、それはこっちがあれしなきゃならない(笑)。でも、ちゃんと書いてきますよ。

 第2回でも、とても貴重なお話を聞かせていただきました。次回の最終回では、『高卒の場合、1年目ファームで200打席ぐらい立てる完成度を求める』などの基準や、また、あのダルビッシュ選手のドラフト時のお話を聞かせていただきました!お楽しみに!

(インタビュー:小関 順二

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プロフィール

土肥 義弘
山田 正雄(やまだ まさお)
  • 東京都出身
  • 明治高校卒業後、大毎・東京・ロッテに在籍、73年に引退。サラリーマン生活を経たのち、86年に北海道日本ハムスカウトとしてプロ野球の世界に復帰。08年にGM(ゼネラルマネージャー)に就任。

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