第3回 【ドラフト総括】中日ドラゴンズ編2014年11月07日

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【目次】
[1] 将来性の高い野村亮介を単独指名
[2] 友永、井領、石川と即戦力として期待したい社会人野手たち
[3] 8位ながらも即戦力として期待したい山本雅士
[4] 危機感を持たせる今年のドラフト

8位ながらも即戦力として期待したい山本雅士

山本雅士(徳島インディゴソックス)

 7位の遠藤 一星東京ガス)は、大学時代から守備力を高く評価されていた選手。社会人前半まで話題にあがっていなかったが、今年にかけて打撃面が急成長。しっかりと強く振りきるようになり、打撃にも力強さが出てきた。

ドラゴンズは遊撃手の最多出場がエルナンデスの78試合であるように、なかなか固定しなかった。
さらに遊撃手争いを激しくするために遠藤を指名したのは大きいが、現在26歳で、下位指名。このまま社会人として骨をうずめても良い年齢。さすがにプロへ進むには、大きな覚悟が必要だろう。

 8位の山本 雅士(徳島インディゴソックス)は、中継ぎとして活躍。小柄だが躍動感のある投球フォームから140キロ中盤の速球、キレのあるスライダーをコンビネーションにする。恐らく徳島同様、中継ぎでの活躍を期待されるだろう。

 9位の金子 丈(大商大)は、速球は140キロ前後なものの、大きく曲がるカーブをウリとする大型右腕。さらに速球面が速くなって、パワーアップを期待したい投手だ。

 育成枠1位の佐藤 雄偉知東海大相模)は、190センチを超える長身から投げ込む140キロ台の速球、落差のあるフォークが決まったときの投球は見応えがあり、今年の高校生右腕でもトップクラスだが、なかなか実力を発揮することが出来ず、実戦登板が少なかった。

 高卒で入団しても、時間がかかる選手だったので、しっかりと我慢強くみられる球団が彼の才能を発揮するには適していた。だが本指名と比べると待遇が芳しくない育成枠は不安があった。佐藤は社会人野球を選択することを選んだが、今度は上位指名クラスの投手に成長することを期待したい。

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プロフィール

河嶋宗一
編集長 河嶋 宗一
  • 出身地:千葉県
  • ■ 現場第一主義。球児に届けたい情報とあれば日本だけでなく海外まで飛び回る。
  • ■ 編集長であり、ドットコムのスカウト部長と呼ばれ、日本全国の隠れた名選手を探索。
  • ■ 幅広いアンテナと鋭い観察力でダイヤの原石を見つけだす。
  • ■ 編集部の理論派として、今日も球場に足を運ぶ。

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