第5回 【ドラフト総括】阪神タイガース編2014年11月09日

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【目次】
[1] 1位横山、2位石崎、3位江越と即戦力となる選手を次々と指名
[2] 将来のショートストップ候補・植田の指名はタイムリー

阪神タイガース 指名選手一覧

順位 名前 高校
1位  横山 雄哉 新日鐵住金鹿島
2位  石崎 剛 新日鐵住金鹿島
3位  江越 大賀 駒沢大
4位  守屋 功輝
Honda鈴鹿
5位  植田 海近江
 

1位横山、2位石崎、3位江越と即戦力となる選手を次々と指名

江越大賀(駒沢大)

 ペナントレースは2位に終わりながらも、CSでは快進撃を見せて、日本シリーズ進出を決めた阪神タイガース。中村GMの方針上、育成選手は指名していない。そのため本指名の選手の質が問われるが、5名とも、いずれは一軍での活躍が大いに期待出来る選手たちであった。

 阪神は有原 航平(早大)を外し、次に山崎 康晃(亜大)を外し、外れ外れ1位で横山 雄哉新日鐵住金鹿島)を指名した。

 横山は、開きが小さく角度を生かした左オーバーから繰り出す常時140キロ~145キロの直球に加え、キレのあるスライダー、カーブを投げ分ける好左腕。

 1年目から活躍が期待できる能力は十分に秘めており、今年5勝をあげ90イニングを投げたルーキー、岩崎 優並みの成績を期待出来るのではないだろうか。

 しかし、ムラがあり、いかに調子の波を少なくするかが課題である。阪神は左の有望投手を頻繁に獲得する。いずれは主力投手へ育つ可能性を大きく秘めた投手だろう。

 そして2位は横山と同僚の石崎 剛新日鐵住金鹿島)の指名に成功。石崎は右サイドから150キロを超える速球に加え、曲がりが鋭いスライダーを投げ分ける剛腕サイドで、実力的には、阪神で活躍した桟原を超える逸材。どの球団も即戦力候補として挙げていただけに、阪神が新日鐵住金鹿島の2人を1位、2位で指名したのは見事だった。

 阪神は現在、右の中継ぎ陣が手薄なだけに、層を厚くする意味では石崎の指名はかなり大きい。1年目から50試合~60試合、防御率2.00~3.50前後は期待したい右腕だ。

3位では江越大賀(駒沢大)を指名。現在の阪神の外野手陣は左打ち外野手の活躍が目立ち、打力のある右打ち外野手が少ない。現状を見てみると、左打ちは福留 孝介、伊藤 隼太緒方 凌介、田上 健一というように、ベテラン、若手の魅力的な外野が揃う。

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石崎 剛(三和) 【選手名鑑】
江越 大賀(海星) 【選手名鑑】
横山 雄哉(山形中央) 【選手名鑑】

プロフィール

河嶋宗一
副編集長 河嶋 宗一
  • 出身地:千葉県
  • ■ 現場第一主義。球児に届けたい情報とあれば日本だけでなく海外まで飛び回る。
  • ■ 副編集長、またドットコムのスカウト部長と呼ばれ、日本全国の隠れた名選手を探索。
  • ■ 幅広いアンテナと鋭い観察力でダイヤの原石を見つけだす。
  • ■ 編集部の理論派として、今日も球場に足を運ぶ。

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