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第7回 【ドラフト総括】東北楽天ゴールデンイーグルス編2014年11月11日
【目次】
[1] 安樂智大はどう育てるべきか?
[2] スラッガー候補・ルシアノ・フェルナンドなど有望株揃い!
[3] 加藤、伊東の社会人コンビの活躍にも期待
東北楽天ゴールデンイーグルス 指名選手一覧
順位 | 名前 | 高校 |
---|---|---|
1位 | 安樂 智大 | 済美 |
2位 | 小野 郁 | 西日本短大附 |
3位 | 福田 将儀 | 中央大 |
4位 | ルシアノ・フェルナンド | 白鷗大 |
5位 | 入野 貴大 | 徳島インディゴソックス |
6位 | 加藤 正志 | JR東日本東北 |
7位 | 伊東 亮大 | 日本製紙石巻 |
育成選手1位 | 八百板 卓丸 | 聖光学院 |
育成選手2位 | 大坂谷 啓生 | 青森中央学院大 |
安樂智大はどう育てるべきか?

安樂智大(済美)
楽天は今年のドラフトの目玉である安樂 智大(済美)(インタビュー・関連コラム)の交渉権獲得に成功。田中 将大(インタビュー)、則本 昂大(インタビュー)に続く右のエース候補の獲得に成功したといえる。多数の球団の競合が予想されたが2球団にとどまったのは、おそらく肘の故障を懸念材料に、指名を回避したのだと想像できる。
安樂は1年目から10勝を挙げられそうなポテンシャルは秘めている。だが18歳の高校生である。安樂がFA権を取得するまでに、コンスタントにタイトル争いが出来る投手に育てあげる投手にするためには、球団は1年~2年はジックリと育てながら、3年目に先発ローテーション入りさせるプランでも決して遅くないだろう。東北楽天がやるべきことは、
・安樂 智大を田中 将大並みのエースに育てること
・大きな故障を防ぐために投球制限をかけながら、登板させること
1年目は慎重な調整をしながら、2年目以降に先発ローテーションに入る計画でも全く遅くないといえるだろう。
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- 編集長 河嶋 宗一
- 出身地:千葉県
- ■ 現場第一主義。球児に届けたい情報とあれば日本だけでなく海外まで飛び回る。
- ■ 編集長であり、ドットコムのスカウト部長と呼ばれ、日本全国の隠れた名選手を探索。
- ■ 幅広いアンテナと鋭い観察力でダイヤの原石を見つけだす。
- ■ 編集部の理論派として、今日も球場に足を運ぶ。
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