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第10回 【ドラフト総括】北海道日本ハムファイターズ編2014年11月17日
【目次】
[1] 有原航平をどう育てるべきか?
[2] 2位清水、3位浅間、4位石川、6位立田とポテンシャルの高い高校生が勢揃い!
[3] 高濱祐仁をスラッガーとして育てることが出来るか?
北海道日本ハムファイターズ 指名選手一覧
順位 | 名前 | 高校 |
---|---|---|
1位 | 有原 航平 | 早稲田大 |
2位 | 清水 優心 | 九州国際大付 |
3位 | 浅間 大基 | 横浜 |
4位 | 石川 直也 | 山形中央 |
5位 | 瀬川 隼郎 | 室蘭シャークス |
6位 | 立田 将太 | 大和広陵 |
7位 | 高濱 祐仁 | 横浜 |
8位 | 太田 賢吾 | 川越工 |
9位 | 佐藤 正尭 | 愛知啓成 |
有原航平をどう育てるべきか?

即戦力として期待がかかる有原航平。
だが夏に痛めた肘が懸念材料。
今年のドラフトの目玉は有原 航平で、どの球団が有原との交渉権を掴むかであった。有原は4球団が競合した末、北海道日本ハムが交渉権を掴んだ。
気になるのは、北海道日本ハムが1年目の有原をどう扱うか。有原の能力からすれば、1年目から先発ローテーションに入っていてもおかしくない。だが懸念材料はこの夏痛めた右ひじである。
リーグ戦では4試合を投げて防御率3.32と本来の出来ではなかった。完全に治ったとは言い難く、リーグ戦よりもハードなペナントレースで、1年間持つかどうか、かなり不安なところである。
有原に対しては、慎重に様子を見ながら、完治したところでローテーション入りし、2年目から1年間ローテーションを守る。その道筋の方が、有原にとっても、球団にとっても良いと考える。
復活すれば、常時150キロ台の速球に加え、多彩な変化球をコンビネーションにする投球は、プロの世界でも一流のレベルに入るだろう。
現在、二刀流で活躍している大谷 翔平も、登板間隔はしっかりと空けるなど、大きな負担をかけることなく登板をさせていった結果、右肩上がりに成長を遂げていっただけに、北海道日本ハムは有原をどう育てていくか、しっかりとプランを考えていることだろう。
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- 編集長 河嶋 宗一
- 出身地:千葉県
- ■ 現場第一主義。球児に届けたい情報とあれば日本だけでなく海外まで飛び回る。
- ■ 編集長であり、ドットコムのスカウト部長と呼ばれ、日本全国の隠れた名選手を探索。
- ■ 幅広いアンテナと鋭い観察力でダイヤの原石を見つけだす。
- ■ 編集部の理論派として、今日も球場に足を運ぶ。
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