第5回 【明治神宮大会】準々決勝 駒澤大vs中部学院大 「長所を見せながらも課題を残した3人の逸材たち」2014年11月17日

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【目次】
[1] ストレート主体の投球で野間を抑える今永
[2] 3人とも課題を残す内容に


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ストレート主体の投球で野間を抑える今永

 13年ぶりの優勝を決めた駒澤大学が登場。相手は中部学院大だ。

ストレート主体の投球で、好打者・野間を封じた
今永昇太(駒澤大)

 この試合の注目は、駒澤大は阪神からドラフト3位指名を受けた江越 大賀(4年・海星)、エースの3年生左腕・今永 昇太(3年・北筑)。中部学院大は広島からドラフト1位指名を受けた野間 峻祥(4年・神戸村野工)となる。

 今永の投球、ドラフト指名者の江越、野間のパフォーマンス。3人の内容を中心に試合を振り返っていこうと思う。

 まず1回表、一死二塁の場面で、今永vs野間の対決となった。今永は野間が先日の九州産業大戦で4打数3安打と大当たりした内容を見て、変化球の対応力が高いと分析。今永は直球中心の組み立てで勝負を行った。
カウント2ストライク2ボールから今永は外角に逃げるスライダーで空振り三振。ストレートを見せながら、最後はスライダーと狙い通りの配球が出来ていた。

 そして駒澤大は2回裏、一死一塁。6番米満 一聖(1年・敦賀気比)が右中間を破る三塁打で、1点を先制する。

 3回表、中部学院大は二死二塁で野間に打席が回った。カウント2-2からの6球目だった。低めのスライダーを捉え、中前安打。見事なセンター返しである。これで適時打になるかと思われたが、センターの江越が魅せた。

 高校時代、投手では140キロ台の速球を投げ込んでいた江越。バックホームした返球はダイレクトでキャッチャーミットに収った。放物線を描きながらも、内野手が本塁へ投げるような速度だった。クロスプレーになることなく、走者を挟んでのアウト。プロでもトップクラスと思わせる素晴らしい返球だった。

 そして江越は足でも魅せる。4回表、四球で出塁した江越は盗塁を決める。江越は「相手投手(斎藤)のフォームを見て、走れそうだと思ったので」と見事に斎藤の隙を逃さずに走った。そして江越は5番斎藤導久(4年・愛知)の中前適時打で生還し2対0。さらに福山 亮(4年・東海大相模)の適時打で駒澤大が3対0とリードする展開に。

第45回記念明治神宮野球大会

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駒澤大 3-1 中部学院大

123456789
中部学院大0000000011
駒澤大01020000X3

中部学院大:齋藤、床田-井上
駒澤大:今永-高橋亮
本塁打:佐藤(中)
三塁打:米満(駒)

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