第9回 【明治神宮大会】準決勝 駒澤大vs東農大北海道「東農大北海道の勢いと駒大の絶対的な投打の柱」2014年11月19日

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【目次】
[1] 投打で能力ある選手が揃った東農大北海道オホーツク
[2] エース・今永、4番江越の2枚看板は他校にはない絶対的な存在


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投打で能力ある選手が揃った東農大北海道オホーツク

今大会通じて無失点だった
井口和朋(東農大北海道オホーツク)
来年のドラフト候補として名乗り挙がる活躍だった

 京都産業大(試合レポート)、上武大(試合レポート)を破り伏兵として大会を盛り上げた東京農業大北海道オホーツク(以下、東農大オ)が優勝候補に食らいつき、「あわや」というところまで追い詰めた試合だ。

 ドラフトでヤクルトから2位指名された風張 蓮(4年・伊保内・右右・185cm/82kg)が大会前は話題を独り占めした感があるが、先発した京産大戦でアクシデントがあって16球で降板して以降、井口 和朋(3年・武相・右右・177cm/73kg)、玉井大翔(4年・旭川実・右右・180cm/68kg)の必勝リレーで勝ち上がってきた。

 15、17日の2日間で井口は9回3分の2、玉井は7回3分の1を投げている。疲れがあったのか、この試合に先発した井口はこれまでのようなストレートの走りがなかった。
上武大戦(試合レポート)はストレートが最速144キロを計測し、真縦に割れる124、5キロのスライダーも素晴らしく、この2球種にカーブ、チェンジアップを交え、付け入るスキを与えなかった。この駒大戦はストレートが140キロ台に乗らず、スライダー、カーブを駆使した投球になったが、それでも3回を無失点に抑え、新境地を開拓。来年のドラフト候補に名乗りを上げたようだ。

 玉井は毎試合、144~145キロを計測するストレート中心のパワーピッチングが逆に駒大に合ってしまった。それでも低めの伸びは素晴らしく、社会人での成長が加われば2年後の指名は十分に可能性がある。

 野手は捕手の池沢佑介(4年・武相・右右・176cm/70kg)、三塁手の福原健太(4年・北谷・右左・183cm/78kg)、二塁手の諸永 秀幸(2年・鎮西・右左・178cm/65kg)、左翼手の周東 佑京(1年・東農大二・右左・180cm/66kg)がよかった。

 池沢は1回に駒大・下川知弥(4年・筑陽学園)の二盗を阻止する2.01秒の強肩が素晴らしく、福原は初戦の京産大戦で見せた第2打席の右中間三塁打を放ったときのスイングスピードと、このときの三塁到達11.30秒という素晴らしいタイム、さらに間一髪アウトになったがホームスチールを敢行する勝負度胸と瞬間的な判断のよさに感心した。

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今永 昇太(北筑) 【選手名鑑】
江越 大賀(海星) 【選手名鑑】
周東 佑京(東農大二) 【選手名鑑】
福原 健太(今治西) 【選手名鑑】
諸永 秀幸(鎮西) 【選手名鑑】

駒澤大 3-0 東農大北海道

123456789
駒澤大0000000303
東農大北海道0000000000

駒澤大:東野、片山、今永-高橋亮
東農大北海道:井口、福島、玉井、伊波-池沢
二塁打:樋越(東)

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