【東都大学野球春季リーグ】中央大学vs亜細亜大学(第7週2回戦) 「専大が優勝決めるも村川が4勝目」2015年05月20日

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専大が優勝決めるも村川が4勝目

村川翔太(中央大学・3年)

 第1試合で専大が勝利して優勝が決定したため、試合前に優勝がなくなった中大。それでも「せっかくここまでやってきたのだから、いい加減なことはできない。絶対に勝つつもりで投げた」という先発の村川 翔太(3年)が完投し、6対4で勝利。このカードの対戦成績を1勝1敗とし、3回戦に持ち込んだ。

 初回をリズム良く三者凡退に抑えた村川だったが「調子は良くなかった」と2回は四球と安打で無死一、二塁のピンチを迎える。二死後に死球で満塁となるが、ここは三振を奪って切り抜けた。3回は二塁打の走者を犠打で送られ、一死三塁。亜大の3番・藤岡の打球は左翼を襲うが、左翼手の山田 直(3年)が好捕し、この回を犠飛による1失点に留めた。続く4回も安打と犠打で一死二塁とされると、二死後に適時打を浴び2点目を失う。秋田監督は試合後「初球(ストライクを)取りに行って打たれている。そのところだけ」とあえて厳しく指摘した。

 3回まで佐藤 匠(4年)の二塁打1本に抑えられていた打線は、4回裏に反撃に出る。新城 拓(3年)が四球で出塁すると、この試合3番に入った泉澤 涼太(4年)の適時二塁打で新城が一気に生還。まずは1点を返す。4番の小川 拓真(4年)も適時二塁打で続き、すぐさま同点に追いついた。

 5番の佐藤は2球で追い込まれるが「追い込まれたので狙い球はなかった」と3球目を左前へ弾き返す。打球を処理した左翼手が三塁へ送球するが、これが悪送球となり、失策の間に小川が勝ち越しのホームを踏んだ。5回は二塁打の神里 和毅主将(4年)を「1点が欲しかった」(秋田監督)と犠打で送り、一死三塁とする。そして泉澤の中堅への犠飛で狙い通りに1点を追加した。

 逆転してもらった村川だが、6回も先頭打者に二塁打を許し、犠打で一死三塁のピンチを招く。ここで相手打者が適時犠打の構えから見送った投球を捕手の保坂 淳介(2年)が捕逸し、1点を失った。

 その裏、二死から松田 進(3年)がストレートの四球で出塁すると、山田 直が安打でつなぎ二死一、二塁で9番の保坂に打席が回る。3ボール1ストライクとなり「相手も四球を出して1番打者に回したくないと思っているだろうと思ったので、直球に絞った」。4球目を右中間に打ち返し、適時三塁打で2者を迎え入れた。

 7、8回を初回以来の三者凡退に仕留めた村川は「完投は意識していた」と9回のマウンドへ上がる。先頭打者を歩かせると、次打者の三振の間に盗塁され一死二塁。続く打者に適時打を打たれ1点を返されたが後続を断ち、今季3度目の完投勝利でチーム最多、そしてリーグ最多タイの4勝目を手にした。

 これで亜大との今カードは1勝1敗。明日は勝ち点4を懸けた今季最終戦になる。「最後なので思い切ってやりたい」(神里主将)。勝って今季を締めくくりたい。

1 2 3 4 5 6 7 8 9
亜細亜大学0011010014
中央大学00031200X6

亜細亜大学:高橋遥、嘉陽-頓宮、宗接
中央大学:村川-保坂
三塁打:保坂(中大)
二塁打:板山、遠藤(亜大)、佐藤、泉澤、小川拓、神里(中大)

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