【東都大学野球春季リーグ】中央大学vs亜細亜大学(第7週3回戦) 「二桁安打&得点で快勝、最終戦を勝利で飾る」2015年05月21日

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二桁安打&得点で快勝、最終戦を勝利で飾る

 最終戦の先発を任されたのは、1年生ながら高校時代には最速144㎞/hを記録した直球が武器の伊藤 優輔(1年)。都立小山台高出身の期待の右腕は、立ち上がりから制球に苦労するが自己最速となる146km/hの直球やスライダーを投げ分け、3回4安打4四球1失点で降板。
試合後、伊藤は「初球からストライクを取れず、カウントを苦しくして打たれたのは良くなかった」と反省した。

 援護したい打線は3回1死から保坂淳介(2年)が四球で出塁し、神里 和毅主将(4年)と吉田 叡生(1年)の連打で1死満塁とすると、泉澤諒太(4年)が中堅深くへ犠飛を放ち先制する。さらに、一塁、二塁走者がそれぞれ進塁し、小川 拓真(4年)の死球を挟んで佐藤 匠(4年)が2点適時打を放ち2者が生還。惜しくも小川が三塁でアウトとなってしまうが、今季チームが取り組んできた走塁意識が追加点を生む。

 4回は先頭の小河 諒(3年)の二塁打をきっかけに4連打、さらに1死満塁から泉澤の押し出し四球など打者11人の猛攻で5点を挙げ、序盤でリードを7点に広げる。

 4回からは在原 一稀(3年)が投げる。しかし、いきなり先頭の6番・枡澤に死球を与え、安打と犠打で1死二、三塁とピンチを迎え、9番の頓宮に適時二塁打を打たれ2点を失う。5回にも失点し、2回3失点となった在原は「全然だめで話にならない」と厳しい口調で振り返った。
6回からは畦地郷資(4年)が登板。畦地はテンポ良く2回を18球、無失点で抑え、うれしい大学初勝利を挙げた。

 すると打線も7回に1死から保坂の四球の出塁、また途中出場の新城拓(3年)の中前打に中堅手・板山の失策が絡み2死二、三塁とチャンスを作る。ここで泉澤が今日4打点目となる2点適時打を打ち、二桁得点とする。

 8回は鳥養直生(2年)が大学初登板。先頭の5番・木村を四球で出すが、最速144㎞/hの直球を主体に、3つのアウト全てを三振で奪う好投を見せ1回無失点。初登板ながら堂々とした投球を見せた。
9回は鍬原 拓也(2年)が登場。自己最速を2㎞更新する149km/hを計測し、変化球でストライクを取る投球で1回を無失点に抑え、試合終了。10-4で快勝し、このカードを2勝1敗で勝ち越して勝ち点4とした。通算成績は8勝3敗と優勝は逃したものの暫定2位につけ、リーグ戦を終えた。

「優勝出来なかったのは、実力がなかったということ」と小川。それでも先発2本柱である山手幹(4年)、村川 翔太(3年)が計7勝を挙げるなど、リーグ戦を通じ先発陣が安定し、また全試合4番として出場した小川が9打点、全試合先発出場した泉澤が13打点と投打が噛み合った。さらに、前述の二人と3本塁打を放った松田 進(3年)や1本塁打の新城が打率3割を達成した。
「選手一人一人、少しずつ力がついているのだと思う」と秋田監督が語るように、下級生の頃から出てきた選手が徐々にレベルアップしてきた。専大の優勝を目の前で見せられた悔しさを胸に、秋季リーグ戦は11年ぶり、通算25回目の優勝を狙う。


1 2 3 4 5 6 7 8 9
中央大学00350020010
亜細亜大学0012100004

中央大学:伊藤、在原、畦地、鳥養、鍬原-保坂、冨岡
亜細亜大学:花城、中村稔、石塚、諏訪、嘉陽-頓宮、宗接
二塁打:小河(中)、正随、頓宮、遠藤

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