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第3回 プロ野球へ最も選手を輩出している社会人野球チームは?2015年10月20日

【目次】
[1]ホーム移転後、急激なレベルアップが際立つJR東日本
[2]JR東日本の主な輩出選手
[3]NTT西日本、トヨタ自動車、Hondaの名門からも一流選手を輩出
2015年10月22日(木)に開催される、「2015プロ野球ドラフト会議Supported byリポビタンD」。
プロ野球界への扉を開く「運命の一日」として、プロ野球ファンはもちろん、高校野球ファン、大学野球ファン、独立リーグファン、社会人野球ファンなど、全野球ファンが注目のイベントである。
その中でも社会人野球の存在感は近年、増してきている。
2015年の両リーグ優勝チームを見ても、パ・リーグ覇者の福岡ソフトバンクホークスでは先発陣の1人・攝津 正(JR東日本東北出身)、終盤戦までセットアッパーとして大車輪の働きを見せた森 唯斗(三菱自動車倉敷オーシャンズ出身)に、復活の狼煙を上げた中継ぎの藤岡 好明(JR九州出身、現:北海道日本ハムファイターズ)、二塁手の本多 雄一(三菱重工名古屋出身)。
一方、セ・リーグ覇者の東京ヤクルトスワローズでも最強リリーフ陣の一角を担った秋吉 亮(パナソニック出身)、終盤に復活を遂げた石山 泰稚(ヤマハ出身)、リードオフマンとして大成長した比屋根 渉も日本製紙石巻出身である。
そこで今回は2005年から昨年までの過去10年のデータを分析し、プロ野球へ最も選手を輩出している社会人野球チームをランキング形式で5チームを紹介!
ホーム移転後、急激なレベルアップが際立つJR東日本

柏に移転したグラウンドで練習するJR東日本の選手たち
【2005~2014年:NPB輩出選手ランキング】
1位 JR東日本(16人)
2位 日本生命(9人)
3位 NTT西日本(8人)
3位 トヨタ自動車(8人)
3位 Honda(8人)
以上のデータが物語るように、圧倒的1位となったのはJR東日本であった。その要因として2009年に球場施設を一新したことがあげられる。
千葉県千葉市幕張区に合宿所・練習場があった時は、球場も狭く、オープン戦はすべて遠征だったJR東日本。しかし千葉県柏市布施の地に雨天練習場、ウエイト場、オープン戦ができるグラウンドがオープンし、さらに食事面の改革をするなど腰を据えて強化を図ると、2011年の都市対抗野球で悲願の初優勝。その後も2012年は都市対抗準優勝。2015年まで連続出場を続けている。
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